【新人体育教師向け】4月までに身につけよう必須スキルその1「ラジオ体操」

■本記事のテーマ

【新人体育教師向け】自分が体育教師を続けてきた中で4月を迎えるまでに準備しておきたいことをまとめになります。

目次

・最初の難関、準備運動

・早速ラジオ体操の練習をしてみよう

・ラジオ体操を他の運動に応用してみよう

その1「ラジオ体操」

■最初の難関、準備体操

 体育の授業を行うにあたって、準備運動は必須になります。 その意義については体育教師の方相手にここでは深く掘り下げませんが、 どの学校でも当たり前に行っています。


 中には学校独自の体操に取り組んでいるところもありますが、 そのようなムーブメントが過ぎ去った感があり、 ラジオ体操でいいんじゃない?という雰囲気があります。


 体操に色んな気持ちを込めたいのはわかりますが、 授業におけるテーマはそこではないはずなので、 多くの人が知っている馴染みあるものにすることが スムーズに授業を展開していけるようなになると思います。


 考えてみてください。 初めて会った先生がいきなり独自の体操を押し付けてきたら。。。 「なんだよコイツうぜー」 という声がリアルに聞こえてきそうです。


 突飛なことで気を引くのではなく 同じことをやっても、この先生はなんか違う という印象を持たれるようにしていきましょう

とにかくベテランでも、新人でも「落ち着いた授業」を求められます。

当たり前のように集合し、点呼、準備運動を行う。それが出来るからこそさまざまな展開が可能になるのです。

だから4月はスポーツテストなどの、複雑な指導や準備が不要なものが中心です。それは教師も生徒も、それまでに結構なストレスがかかるからです。

とにかくまずは「点呼から準備運動終了までを当たり前にできる」ということを目標にしていきましょう。その意味でもラジオ体操はマスターしていきたいですね。  

■早速ラジオ体操の練習をしてみよう

【必要なもの】

・腕をまわしても、軽くジャンプしても問題ない場所

・はじめのうちはyoutube


ラジオ体操に関してはさまざまな書籍が出ています
でも、youtubeにラジオ体操の動画は溢れているのでそちらでオッケーです

ステップ1 何もなしでやってみる

 意外と忘れていたり、自身がない部分があったりするものです。

でも、それで構いません。

むしろその方がいいです。

「できないこと」「ミスしがちなところ」

というのは生徒との共有できるポイントになるので、

事前にたくさん失敗しましょう。


実際、「ラジオ体操ができない」という生徒が非常に多いので

絶対に教師自身がマスターしておきましょう。

「先生もできない」となったら、生徒もやる気になりませんよね。。。

ステップ2 YouTubeを参考にいろんなラジオ体操をやってみる


王道はNHKのラジオ体操

この声に反応する生徒はとても多い

あと、すこし細かい指導を入れるために私が参考にしたのは

ほぼ日刊イトイ新聞で行った「すごいね、ラジオ体操!」


どの筋肉を使うのか、何を意識するのか、

これをリピート再生しながら、

体を動かし、言葉をマネて、

体に刷り込ませました。


生徒が行う内容を一応、練習しておくのは当然です。

できても、できなくてもいいのです。

最低1週間は毎日練習するぐらいの仕事のサイクルを作りましょう。

ステップ3 ラジオ体操論を一応学んでおく


なぜラジオ体操が必要なのか?

そんな質問を投げかけられ、「慣習だから」としか答えられないと

他の教師と一緒です。

そこは生徒の期待をいい意味で裏切る返しをしたいものです。


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だまされたと思って読んでみてください。

ある一部分を要約すると、


背伸びの運動からはじまるのは欠伸がモチーフになっている。

「伸ばす」のではなく「伸びる」。身体一致、全身の行為である。


伸びて上がった腕は自然と落ちる。下げるのではなく落とす。

上がり、落とす切り返しの瞬間に現れる「間」、脱力を伴い、体が一瞬軽くなる瞬間でもある。

運動がうまい人に共通する「無駄な力が入ってない」という感覚を味わうことができる。


これは運動のコツとして応用可能です。ラジオ体操を指導し続けることになるので読んでおいて損はないはずです。

■ラジオ体操を他の運動に応用する


例えば投球動作

野球やテニスなどの経験者でなければ肩が回らない「押し投げ」になるケースが多いです。

それを「肩を回して」とか「上から投げろ」とかいってもなかなかできません。

この手の教師の声掛けの積み重ねが運動嫌いを生むことにもつながります。


そこで「ラジオ体操の腕を回す運動をしてみよう」とさせてみましょう。

それまで肩が回せななかった子も、ラジオ体操なら回るものです。(四十肩なら別ですが。。。)


その動作をさせて、腕が上がってきたところで利き腕を投球方向に腕を振らせましょう。

投球動作にもコツがあります。

脱力し、上にある手を降ろす勢いを使い、腕が上がってくれば自然と方は回ります。


こうして納得させることができれば

・投げようというモチベーションになる

・ラジオ体操に意味があると教えることができる

・何事にもコツがあるということ

を同時に学んでもらうことができるのです。


その他にも応用の仕方はあります。

当たり前にやっているからこそ、「どんな応用ができるか」「どんな効果があるか」という視点をもって研究し、関連付けた指導ができるようになりたいですね。

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