体育教師の私的な働き方改革

働き方改革という言葉が使われ始め、さまざまな媒体でその取り組みを知ることができる。働き方を見直し、定時に帰宅させること。残業は認めない。そんな方向に進んで管理職は落ち着いている感がある今日この頃。

時間を費やすことに美徳がある日本において働き方改革を進めるには一世代はかかるはず。日本が変わっていくには何が必要なのだろうか。

なによりも求められるのは「生産性」が給料に反映されるシステムだろう。

この本によるとドイツでは「勤務時間×成果」で社員を評価して年俸が決まる。

勤務時間少ない×成果大きい=素晴らしい。昇給

勤務時間ふつう×成果大きい=良い。昇給

勤務時間多い×成果大きい=普通。そのまま

勤務時間少ない×成果少ない=減俸

勤務時間ふつう×成果少ない=減俸

勤務時間多い×成果少ない=クビ

という感覚である。

複数の人間で情報をシェアしながら仕事を進める感じは、教員の世界にも大事になってくる。

ヨーロッパではバカンスという長期休暇をとるが、皆が受け入れている。

そして何より、短い時間で最大限の成果出すことに全力である。

日本でそれを実現するためには職場の体制が変わることと、教育現場で生徒に「生産性」を上げることを考えさせ、取り組ませることが大事である。

とはいえ自分も小中高と野球に取り組み体育大学卒という非生産性の権化のような世界に生きてきた。

己の働き方改革なしに生徒に伝えることは不可能。

そこで2019年12月現在での自分なりに行ってきた働き方改革、生産性の向上について書いていきたい。

この記事のテーマ

働き方改革を自分なりに進めてみた

目次

通勤時間はいらない

エクセル様

学校は最高の体育施設

教材研究を全世界に公開する

iPad信者

2020年の取り組み

通勤時間はいらない

高校、大学と1時間以上かけて学校に通い、新任で働いた学校には2回乗り換えて、そこからチャリで10分以上かけて通勤。朝に座れるかどうかの心配や、ポジション取り。雨の日の憂鬱。大阪駅の混雑。正直しんどくて、休憩がてらに喫茶店に入ったりしていた。

それはそれで音楽聞いたり、本読んだりしていたのでいいのかもしれないけど、早くいって静かな職員室で読んだらいいじゃない?というのが自分の結論。

いまは地元にある私立学校に専任として働かせていただいている。

付属はないので勤務地が変わることはない。行きかえり4時間から15分への変更。風邪ひかなくなりました。

縁あって結婚した女性も地元の女性。夫婦の実家が両方地元なので、子育て環境的にも最強。

奥さんの要望にこたえる形でマイホーム購入という流れに。信号なしで5分で学校に着いて、かつ通学路とは真逆の土地に物件購入。もう雨降った日もよほどの大雨でない限りカッパも着ずに通勤できている。

もう十分に時短できているが最後の一押し。

雑誌PLANETS10での押井守監督インタビューのなかで

【送料無料】 PLANETS vol.10 / 宇野常寛 【本】

「バイクとか車は全然ダメで、一番有効な移動手段はチャリまで戻ることだよ、と。それが東日本大震災で証明されてしまった。」

http://wakusei2nd.com/archives/articles/planets10

という内容を読んで、猛烈にいい自転車が欲しくなりtokyo bikeの自転車を購入。

快適そのもの。

このマイバイク。わずか10分に満たない通勤時間だけど、恐ろしく快適。しかも女子ウケも最強で、「いい自転車ですね」と声かけられる機会増加。

いいことしかない。

こんな感じで通勤時間を極限まで削ることに成功。余った時間に何をするのかは後に出てきます。(そこが本質です)

エクセル様

エクセル様。これを生み出した人には感謝しかない。これなしに作業系の仕事の時短はありえない。

正直、パソコンには詳しくはないが、「こんな使い方できるのかな」とググればかなりの記事がヒットする。そこでわからなければ周りの情報の先生に聞く。ということを繰り返していると効率的な使い方ができるようになってきた。むしろ知らなかった時の自分に腹が立つぐらいだ。

代表的な関数を2つあげると

①「COUNTIF」

これで出席状況の確認をしている。設定さえしっかりすれば、放課後に出席簿を確認しながら入力するだけでその生徒の出席状況がわかるようになる。これを学期末に一気にやるとミスが増えるのでエクセルを使うほうがミスがなくて本当に助かってます。

②「VLOOKUP」

成績処理に利用しています。詳しくはこちらの記事を読んでください。

まさに神関数なので使えるようにしたいですね。


こんな感じでエクセルの可能性を模索しながら仕事していると、成績処理は楽になるし、すこし楽しくなります。

学校は最高の体育施設

子供が生まれ、2019年9月時点で3歳0か月になります。もう放課後にジムに行くことはできなくなりました。

しかし、勤務地は学校。

学校にあるじゃないですか「体育館」が。

体育館にはあるじゃないですか「色んな道具」が。

これを最大限生かすしか体育教師として生き残ることはできないと思い取り組んでいます。

生徒は朝は7時20分以降に登校し、18時完全下校の学校です。私は6時に登校し7時までワークアウト。17時から18時まで部活動で体を動かし(ロクに指導しない笑)、18時から30分だけワークアウト。というルーティーンをここ3年続けています。

朝早いですが、子供の寝かしつけと同時に自分も寝ているので睡眠時間は十分確保。7時には帰宅し、寝るまでは子供との時間を優先します。(家事も少々やります)

限られた時間と与えられている施設という資源を有効活用するためにも通勤時間が短いことは本当に助かっています。

教材研究を全世界に公開する

保健の授業の教材研究は広く深くとても大変です。

なのでモチベーションが上がらないという人が多いのも事実。

でも、体育教師の保健の授業は相対的にレベルが低い。大半は体育の授業になるので座学に慣れていないという場数の少なさにも原因があります。

そこで場数を増やすこと、さらに市場にさらすことで「どうせやらなくてはいけない教材研究」の質を上げていこうという計画を立てました。

その1 ブログの開設

その2 youtubeチャンネルの開設

端的に言うと指導案をブログにアップし、それを原稿に動画配信してみる試み。

やってみて思うのは「本気度が違う」ということ。そして、自分のレベルが低いということ。

世界に配信するわけですから、順位が低いにしても恐ろしく低くなります。逆に言うと、この世界で受け入れられれば、教室は楽勝でしょう。

教室よりも厳しい世界で勝負することが自分を磨くことになっていくはずですし、作ったものは教室で使える資産になっていきます。その資産をどう生かしていくかが私的な働き方改革2020年の目標につながっていきます。

以下が最底辺体育教師ユーチューバーのチャンネルになります。

https://www.youtube.com/channel/UCvh44z8o8X0xg_UcL5ewbUw

https://www.youtube.com/channel/UCLrDqnxnmHrOP5O7IRs65fw

iPad信者

わたしはこれまで5枚のiPadを購入してきました。大好きです。

支給されたパソコンの手前において、資料として仕事ができる。

いつでも電子書籍が読めるし、スクショすればパワポにすぐ貼り付けられる。

ちょっとした撮影に使えて生徒にすぐ見せることができる。

教室で授業するにも持ち運びが楽勝。

アップルペンシルのおかげでさらに快適に。メモもコピペも楽勝。

出先で仕事も可能。

エバーノートの有料会員なのですぐにネタを検索できる

youtubeは有料会員なので広告なしに動画で勉強できるし、オフライン再生とバックグラウンド再生可能なので授業で使いやすい

もう仕事の効率化はiPadproなしには考えられません。

2020年の取り組み

有給を取得して、自習ではなく自分のyoutubeチャンネルを視聴することで保健の授業を成立させたい。

まだまだ質がひどいので頑張って育てていきます。

2020働き方改革楽しみましょう!!

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