dマガジンで今日も教材研究。
Tarzanの最新号が出ていたので早速チェックしました。

今回も期待を裏切らない内容。雑誌は季節感が大事なのでお正月明けに「正月太り」をテーマに特集を組んでいます。
おじさん、サラリーマン向けの雑誌ですが、中高生も男女とも「太る」「痩せる」「ダイエット」には興味津々。
教科書はどうしても中立な立場から語るので、生徒からしたら「自分のことではないと思いがち。雑誌はターゲットを決めて、そこに発信しているのでその層には「これは俺のことが書いてある」と思えるので手に取ってもらえる。
そのことについては以前も書きましたので興味のある方はぜひ読んでみてください
ということで中身を見ていきましょう。
目次
今回のインデックス
どうして正月に太るのか
理由①体はバランスをとろうとする
理由②飽和脂肪酸の取りすぎ
オイルパトロール
デート感覚で取捨選択
中高生の見本!?ケインコスギの現在形
特集ページに何を思う
ファッションバイヤーMB
まとめ

今回も「どれが自分にあてはまるか」という選択肢を与えてくれています。
これがあるからこそ、内容が濃くても自分に当てはまるところだけ読めばいいのでいいのかもしれません。
生徒は思春期真っただ中で親へのリスペクトが著しく低下している時期です。だからこそ親のありがたみを考えるきっかけにできますし、一人暮らしをするために何が必要になってくるかを話することができます。

ここは文章をカットしていますが、ガッツリ理屈を説明してくれています。
要約すると以下2つになります。

タンパク質、ここではアミノ酸の役割を解説しています。
バランスが崩れると人は強いストレスを感じて、食べろ、食べろとサインを出し続けるのです。
朝からガッツリ食べながら、昼までにお菓子食べて、昼飯食べて、3時のおやつして、晩飯食べるという生活に「どんだけ食べれんねん」とツッコミ入れたくなるサイクルはこのような体のメカニズムがあったとは。。。

知ってるようで知らない「飽和脂肪酸」
この正月に、ポテチとチョコレートの無限ループに陥った理由は糖質と脂質のみを過剰摂取していたからなのね。。。
来年からは鳥の胸肉というかサラダチキンに、、、せめてからあげくん的なもんを食べようかな。‘

これは、食堂などのメニューなどをしっかり分析して考えさせると「取捨選択の質」が上がるでしょう。
実際に行動に移せるように準備することが保健の授業では大事です。

ようはコンビニで何買うの?という話。
生徒にとっては一番入りやすい内容かもしれません。
デートや異性とのラインのやり取りなど、生徒は喜ぶ可能性高いですね。

ケインコスギがゲーマーの仕事をしてるなんて
筋肉番付、サスケ世代にはびっくりニュース
スポーツとEスポーツを極めようとする姿勢
じつは「やるときしっかりやれ」「オンとオフを切り替えろ」ということを体現しているのではないか。
何か極めようとして身につけた手法を他に転用するという、部活動引退後に受験勉強開始してぐいぐい伸びるみたいな話にしていけばネタは広げられますね。

これが6ページ続きます。
文字むっちゃ多いです。
でも、これには理由があるのです。

この人ご存じですか?

この人もむちゃくちゃ文字多い。
それはおじさん向けに勉強してもらうにはちょうどいいそうです。
ですが文字は多いにしても以下のような印象を持ちます。

MBさんは毎回、同じことをいいます。
ドレスとカジュアルのバランス
なんて2万回ぐらい聞きました。
その理論をケースごとに当てはめて、解説してくれているので読み飛ばしながらでも全体を理解することは可能です。
Tarzanにはそれがありません。だから、疲れてしまうんです。
雑誌「LEON」のように“ちょいワル”のようなキャッチフレーズでもあれば、ちょいワルになるために読むという前提が共有されるので理解の仕方も変わってきます。
ホリエモンなら「遊べ」「スマホで充分」とかすぐ思いつきますね。
やはり大事なことを言い続けることはとても大事です。

体育教師として、どんな軸となる理論を構築するのか?
その理論をベースに事象を解説していく中で、1年たつと大事なことが伝わるのかもしれません。
みなさん、
どうしても生徒に伝えたいこと。
1年かけて伝えたいこと。
何かありますか。それを自問自答するからこそ、勉強する価値があるのかもしれません。
ただ知識がある教師ではなく、何か伝えられる教師になりたいですね。
これからも頑張っていきましょう!!!
(私はTarzanが大好きです)