【人権教育】Tokyo graffiti で日韓関係を考える

この記事を書いているのは2020年1月である。

2019年を振り返ると、「反韓」「嫌韓」という感情があれだけむき出しになった年はこれまでにあったのかと思えるほど、テレビや雑誌は我々の感情を煽ってきた。

歴史的な事実についての見解の違いや、さまざまな問題があるのはわかる。

でも、現在も数多くの韓国国籍の方が日本で生活しているなかで、その人たちへのなんの配慮もない報道にただただ気分が悪くなった。

もし教師をしていなければ

“無言”を貫く、

自分の意見に合う人のツイートをリツイートする

ということさえしていれば、気分の悪さは解消されたかもしれない。

教師はそれではいけない。

目の前にいる生徒に何をどう伝えるのか

もしヘイトをまき散らす生徒がいたらどう言葉をかけるのか

その言葉を正直探している教師は自分以外にもいるはずである。

ヘイトではない立場をとってリツイートして、世の中を憂いても何も変わらない。

でも、いろんな立場の生徒がいる中で何を言えばいいのかわからない。

こんなときに開く雑誌はtokyo graffitiである

色んな立場のリアルな声を聞く企画が目白押し

今回の記事は雑誌「tokyograffiti」から人権教育を考えていきます。

目次

大事なことははるな愛がすべて語る

日韓カップルのコメントから思うこと

若者とおじさんの温度差

お決まりのチュー

大事なことははるな愛がすべて語る

まず、10人以上のインタビューが掲載されています。

とくに読んでいただきたいのはタレントのはるな愛さん。

はるな愛さんはトランスジェンダーとして生きてきて、タレント活動を通じて偏見をなくそうと戦っている人でもあります。

そのはるな愛さんが語るのは

相手がどういう人か理解する気持ちを持つこと。

理解する気持ちがないと、噂、イメージで相手を判断してしまい偏見や差別がなくならない

トランスジェンダーに対する偏見も韓国に対する偏見も根っこは同じ。自分の目で見て、感じることが必要。

もう何も過不足ない言葉ですね。ヘイトが生まれる根っこには「そもそも理解する気がない(石を投げたいだけ)」「相手をイメージと噂で判断する」「相手を自分よりも下と見なす思想や言葉に反応する体」があるということかもしれません。

ヘイトや差別の根っこは何か

生活指導でも何か問題を起こす生徒には背景に何か抱えていることが多い。

心の奥底にある劣等感や嫌悪感やイライラが問題行動に出るもので、生活指導部はそこを探り当てて解決策を一緒に考えるのが基本です。

ようは「自尊と承認」の問題なわけですね。

ヘイトを生むのは、日韓関係でも、煽るマスメディアでもなく、そこに煽られてしまう個々人の心の不安定さにあるということ。

のび太はコンプレックスの解消のためにドラえもんに頼る

ジャイアンは母ちゃんに怒られた捌け口として弱いものに腕力をふるう

スネ夫は力がないので自分の生き残り戦略としてジャイアンをヨイショしのび太を生贄にする。お金というパワーを誇示する。

いくらルールを厳罰化したところで学校の問題もヘイトも解決しません。その人が自分の生きる世界で承認されていることが大事なのです。

さすがにSNS上でそこをさぐりあてて解決することは無理ですが、あくまでSNSはSNS。

まずは自分の手の届く範囲で、自尊と承認を満たす関係性を築いていきましょう。どうするのか?それははるな愛さんの言う通り「相手を理解する気持ちを持つ」ということ。そのうえでコミュニケーションをとることです。

オンラインサロン

そう考えると、いまノリにノっている人は「自分が行動する背中を押してくれる人」「自分の行動を認めてくれる人」ですね。

ホリエモン、キンコン西野、箕輪厚介、落合陽一、宇野常寛という人たちはインフルエンサーであり、オンラインサロンを通じてそこに集まった人たちをどんどん承認してくれる。自分の行動を認めてくれる。そこに同じ思想をもったメンバーがいる。という家族でも会社でもない第三の居場所(サードプレイス)として機能している。

昔は深夜ラジオだったのかもしれないけどインターネットの力で距離が近づき、方法も多彩になったのかもしれません。

サードプレイス

学校の授業はつまんなくても部活が居場所だった人は多いはず。なにか共通の趣味や考えをもった人間と共同作業することはすごい人生をポジティブにしてくれるということなのかもしれません。

“つまんない”という感情の捌け口がヘイトではなく、ポジティブな行動に変わるといいですね。

日韓カップルのコメントから思うこと

日本人と韓国人のカップルに4つの質問

①相手の母国のいいところ

②韓国人or日本人と結婚して良かったこと

③自分たちが日韓カップルらしいと思うエピソード

④日韓がもっと仲良くなる方法

どんな内容なのか。詳しい情報が知りたい人は本を買うか楽天マガジンを契約するかしてください。

ここで語られているのは

・K-POP

・食べ物

・親切にされたこと

というのがほとんどです。

一緒に暮らしていく中に「文化」「食べる」「感謝」が大切だということです。

そこに政治もイデオロギーもありません。

日韓関係に限らず、相手と近づく方法はこの3点を受け入れ、享受するところにあるのかもしれません。

政治家とマスメディアのノリと全く違う若者の言葉。

編に煽らなければ関係悪化もなくなるのではと思ってしまいます。

これはお決まりのコーナー

自分のことばではうまく説明できませんが、写真のメッセージを受け取ってほしいなと思います。

まとめ

相手を理解する気持ちを持つこと

ヘイトの原因は本人の心の中にある

「文化」「食事」「感謝」の3つは大事

今回は楽天マガジンから雑誌tokyo graffitiを取り上げて人権教育に役立つようにと教材研究してみました。

これを機に皆さんも月500円程度の楽天マガジンやdマガジン、このような雑誌から勉強してみてください。

明日からも生徒のために汗をかきましょう。

楽天マガジン

Tokyo graffiti (トウキョウグラフィティ) 2019年 12月号 [雑誌]楽天で購入

dマガジンは下記リンクにて

https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/dmagazine/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=dmagazine_201911_6-all-brand

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