先日、SNSで教員に便利なバインダーについての話があって、ユーチューブの動画にもなっていた。(自分とは圧倒的な再生回数の違いにトホホ)
このタイムラインを見ながら思ったのは、教員の皆さんは「何をどう持ち運ぶのか」という問題になかなか答えが出せていないという現状があるんだなと。
わたしは中学生になりまとまったお小遣いをもらうようになってから、文房具収集と研究に熱心に取り組んだ。大学生の時はロフトの黒ボールペン0.5ミリを全種類購入したこともある。
何をどうしたいとかではなく。好きなだけであるが。
現在は教員として働いているが、そんな文房具好きであっても「何をどう持ち運ぶか」という問題は厄介である。なかなかちょうどいいものが見つからない。。。
教務手帳とマーカーというシンプルスタイルにあこがれもあるが、返却物や鍵、クリップやデバイスなど「持っておいたほうがいいもの」というのは意外と多いことに気付く。
生徒に話そうとしても正確な日時がわからず困り隣のクラスに聞きに行くとか、
アイパッドを持ってきたものの、ケーブルや鍵がなくて職員室戻るとか、
試験返却時に欠席の生徒の答案を、すでにパンパン気味のバインダーに挟むのはグシャグシャになるし嫌だなとか、
マーカーのインクがない~とか、
まあいろいろあるわけです。
自分もバインダーはいろいろ試しました。どれだけ「キングジム」にお金を投資したことか。(わかる人は即わかるはず)
でも、もう迷いません。
出会いました。結局ここに戻ってきました。
出した答えは無印良品「持ち手付きファイルボックス」900円。
これを使い始めて2年。いつの間にか3つも購入しています。
前置きが長くなりました。今回の記事は「無印良品 持ち手付きファイルボックスは教師にとっていかに有用か」についてです。

色は定番の白とクリアの2色。
自分は白を3つ購入しています。
無印良品の定番商品であるファイルボックスを使ったことがある人はわかると思いますが、とても頑丈で耐久性ばっちりです。
持ち手のところがぐらぐらして落ちそうということは今までありません。

担任をしていると、色んなものが必要になってきます。
ファイルボックスはA4サイズが横向きに入るサイズ。
中は2つに仕切られています。
すべての角が直角の構造になっているので、入り口で入れば奥までしっかり入ります。入り口に対してそこが狭くなっているタイプは入ったけど奥で詰まって“こんもり”みたいなことはありません。これ最高!!
自分は上記のものを持ち運ぶようにしていて、バインダーは定期的に整理整頓。大事なプリントはPDFにしてアイパッドに保存しておけばいつでも見ることが可能です。
教務手帳と出席簿、アイパッドが片方に入るので反対側にプリント系を入れるなどしています。

マーカーや鍵やクリップなどは付属品を購入してセットすればこの通り。
下の方でウロウロすることはありません。まさに時短。

自分は3つ購入しているということを書きました。
本当に3つもいるのか?
自分はいります。
上記の通りなのですが、いろんな業務がある中でオールインワンの夢は限りなく難しい。
すべてをアイパッドに入れることは可能ですが、入れるまでもない内容。アイパッドよりプリントのほうがいいものというのはあります。
いまは①HR用②体育祭③生活指導部で回しています。
片面を開けておいて、教務手帳とアイパッドを入れ替えれば準備オッケー。
すぐ会議に参加できるし、探す時間も大幅に削減できます。
あと、3つ並べた感じも悪くない。
この無印良品独特の風合いは100円均一にはありません。
色んな意味でQOLが上がる商品です。

バインダーだけ
デバイスだけ
というのはどうしても無理が出てくるので、それを一気に持ち運べるものを用意して、それぞれのメリットを享受しながら働くことがいいなと感じております。
無印良品マニアをムジラーといいますが、ムジラーでなくてもぜひ試してほしい商品です。
今日も生徒のために汗をかきましょう。
ありがとうございました。