【体育教師の働き方改革】体育教師の強い味方「学校安全WEB」

体育の授業中に大きなけがをさせてはいけない。

なにか問題があればやり玉あげられる昨今。それが行き過ぎた指導を抑制する役割もあるので完全否定はできません。体育教師であれば体罰は当然NG。授業中に大けがをさせることも避けたい。

そのためには生徒に言って聞かせる指導が中心となっていく。

でも「余計なことをするな」では当然説得力がない。「うるせーな」で終わってしまいます。

そこで、どうすれば生徒に「調子乗ったことをしてはいけないな」と思わせることができるか?

それを考えなくてはいけません。

大声を張り上げる?

罰を設ける?

ナンセンス。

私が提案したいのは「事実を述べる」ということ「歴史から学ぶ」ということである。

前置きが長くなったが、要は「学校で起きた事故や怪我の情報が集約されてるWEBページがあるのでみんなで使いましょう」というのが今回の記事のテーマである。

早速検索してみよう

  1. 検索バーに「学校安全」と入力しクリック。
  2. 「学校安全web」という検索結果が出るのでクリック。


開くとこんな感じのページが開きます。

そのページから「学校事故事例検索データベース」をクリックしましょう。

(黄色のマーカーで丸してある所です)


自分が調べたい条件をチェックする画面が出てきました。

ここに調べたい条件を打ち込めば全国各地の学校で起きた事例がヒットするありがたいサイトなのです。

「死亡」「高校」という条件で検索

みなさん、高校生が死んでしまうパターン、つまりは注意しないといけないポイントが想像つくでしょうか?

検索結果はこちら

なんと急に走ったことによって心臓に負荷がかかり、心不全を起こしたという例が非常に多い。

持久走のみならずソフトボールでベースまで走ったケースでも起こっている。

3学期の定番「持久走」

年始早々に無茶させて走らせるとどうなるのか?そういう想像力をもつことが教師には必要なのです。

「跳び箱運動」での事故を検索。


検索結果がこちら

手指切断、下肢切断という恐ろしいワードが出てきました。発生状況を見てみると「技の失敗」という事実。ふざけていたわけでありません。

「これぐらいできて当然」は通用しない。そう腹をくくるべきだということ。

わたしはこの事実を知ってから3段階のレベルを用意したり、恐くてやりたくない生徒に別の課題を与えたりと工夫をするようにしました。

場合によっては「教師が適切な指導をせず、ムリなことをさせたから」と言われる可能性もあるかもしれません。それは困る。ならば準備せよというのが教師の仕事の一つなのである。

でも、正直いうと自分が悪い/悪くないとかではなくて、こんな大きな怪我を負わせたくないからやってます。嫌ですね~大けがとか。

まとめ

  • 真剣にやって起きる事故は教師自身に
  • ふざけて起きた事故は生徒に

情報の使い方①教師が自分の授業において危険な部分がないかチェックする

つまり、「いまの授業だったら同じ怪我が起こりそうなので少し変えよう」とかモップを踏んで強烈に頭を打った例を知り「これがこんな凶器に変わるなんて知らなかったからちゃんと片付けておこう。片付けを徹底させよう」とか自分のなかにセンサーが働くようにする。

②生徒に事例を伝える

先ほどの跳び箱の例をそのまま話すと「跳び箱怖すぎる」といってまったくやらなくなるので言い方は工夫すべき。ただ、サッカーゴールにぶら下がって遊んでいたらゴールが傾いて下敷きになり死亡した例なんかはそのまま言って「しょーもないことはやめろ」と言えば抑止力にはなるはず。

これが体育教師の教材研究であり、教科指導のスタンダードだと思います。

わたしは教材研究のひとつとして必ず学校安全webをチェックし授業展開に微調整を加えます。

みなさんも自分の経験だけでなくデータベースを参考にして授業を行えば生徒も教師も傷つかなくていいのではないでしょうか。

明日からも生徒のために汗をかきましょう。

学校安全WEBは下記リンクからどうぞ

https://www.jpnsport.go.jp/anzen/

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