今回は個人的にも授業でも使い倒しているアプリ
Coach’s Eye

これを紹介したいと思います。
目次
- どんなアプリ
- いろんな再生機能
- 対比させる機能
- 授業活用法
- まとめ
どんなアプリ
まずどんなアプリなのか紹介しましょう。
基本的には、スポーツしている様子を動画で納めて、それをさまざまな再生機能によって多角的に分析できるアプリ。
簡単に言うと「自分の動きを分析できるアプリ」です。
そのアプリを立ち上げて録画したモノだけでなく、「デバイスのカメラロール」「ユーチューブ」などからも動画を保存することができます。
つまり、自分で撮影したモノだけでなくyoutubeでのスーパープレイを取り込んで分析することも可能になるし、さらに。。。
という感じで使い勝手が非常にいいアプリとなっています。
いろんな再生機能
まず、再生機能から見ていきましょう。
- 通常再生
- スロー再生
- コマ送り
この3種類が基本です。
自分がこのアプリに惚れ込んでいるのは「コマ送り」の快適さ。指の動きに遅れることなく進めたり戻したりできるので、ストレスなく分析できます。
実際に自分の素振りを3種類の再生機能で流してみました。
どうでしょうか。
自分の見たいところをコマ送りで進めたり戻したりして、「何を改善すべきか」ということをはっきりさせていきたいところですね。
対比させる機能
ここで終わらないのがこのアプリ
なんと他の動画と対比できるのです。
もし、自分がYouTubeなどでお手本を探して練習していたとします。
- 自分の動画をとる
- 見本の動画を取り込む
- アプリで①と②の動画を対比させる
- 何が違うかを明確にしていく
という感じで使えます。
授業活用法
このアプリを授業でどのように使っているのか紹介したいと思います。
グループ学習
「陸上競技」「器械体操」などで積極的に利用しています。
なぜなら①なにが問題か本人が理解しにくい②待ち時間が多い
という問題を解決してくれるからです。
たとえば陸上競技の走り幅跳びは同時に何人も跳ぶことはできません。したがって待ち時間が発生してしまいます。その待ち時間を「分析の時間」とすれば多少なりとも有意義な時間にすることができます。自分の姿を見て、見本と比べて、そのうえで次の一本を跳ぶ。このサイクルが成長につながるのだと思います。
百聞は一見に如かず。
説明を聞きながら、なんとなく続けるよりも“納得感”のある授業ができていると思います。
テスト
野球部出身の自分は、バスケットボールやハンドボール、陸上競技などの動きを分析する目が養われているわけではありません。一瞬で何が起きているのか。これを評価するのは難しいのです。
だからこそ、アイパッドを複数台用意し、グループでテストを行う。(ルールはキッチリ決めておく)
そのアイパッドを回収し、録画したモノを見て採点するようにしています。
これを始めると腰を据えて採点できます。調べながら行うので自分なりに分析するためのロジックを勉強することができて長い目で見てもプラスなのかなと思っています。あと、見落としもありえません。
授業時間内ですべての生徒を試験するのは実は至難の業。(50分で45人だと1分以内で回さないと不可能。)これがグループで同時に行えるので圧倒的に時間が短縮されます。その面でも自分にも生徒にも余裕ができて良かったと思います。
☆実際に使った資料

このようなかたちで主に2つの使い方をしています。
まとめ
このアプリの利点
- 自主練で使える
- グループ学習で使える
- 待ち時間を有効に使える
- テストに使える
以上になります。もし「使ってみたいな」と思ったなら下にリンクを貼っておくのでぜひ使ってみてください。
明日からも生徒のために汗をかきましょう!!