こんにちは。ホケンタイイク246です。
コロナの自粛ムードとは裏腹に河川敷ではバーベキューや草野球、サッカーにラグビーなど野外レジャー満載で凄いですね。。。
何が必要で、何がダメなのか。国が方針を決めることはとても大事ですが、とにかく大事なのは大人の認知。そこが子供に伝わり、日本というものが作られるのでしょう。では、われわれ大人が子供たちに何を伝え、残していくのか。そんなことを考えながらこのブログと授業をおこなっていきたいと思います。
ちなみにこのスライドを元に行う授業は録音し、配信したいと思っています。悪意ある転用がなされないために有料もありかなといまのところ検討中です。それとは別に喋るコンテンツも作ろうと準備中で、とにかく継続できる仕組みを試しつつスタートさせていきたいと思います。
今回の記事は「人を好きになること」についてです。こんなことは保健の教科書にはありませんが、恋愛結婚が主流になっている昨今、ここをとばして結婚・家族を話しても伝わらないことが多いように思います。恋愛は中高生の最も注目されるトピックなので、保健の授業で話をしてもいいかと思い、取り上げてみます。
目次
- 恋するとは
- 恋愛の4タイプ
- Q&A
- 金の切れ目は縁の切れ目
- まとめ
恋するとは

さすが新明解さん。癖のあるイイ感じ。
- のめり込む
- 一喜一憂
- ジェンダーは意識されていない(改善点)
という3点を確認しながら「人を好きになること」について考えていきたいと思います。

中高生になると、なにかにつけて話題のトップになるのは「モテ、非モテ」という話題である。
誰それと付き合った、チューしたなどなど話題は事欠かない。
そんなことになってしまうのか。それは、思春期にさしかかり親からの自立を目指す年齢になるからです。
自立するということは家の外部に自分の居場所を作ること。
新しいパートナーを探すこと。
どうせならば自分の好み、ハイスペックな方がいい。。。
そんな本能が働いているようにも思います。

この辺から好きになることから、恋愛しようという方へシフト
好きになるというのは一方通行。でも恋愛となるとそうもいかない。
日本は告白してからスタートするみたいなとこあるが、日本以外はそうでもない。
デートしてみて考える。無理ならごめんなさい。
これは働き方ともリンクしていて、アメリカなんかは就職する段階では合うかどうかわからないので、まず働いてみて合わなければ転職する。
日本なんかは転職することに躊躇する傾向にあるし、1度入社したらそうそう退職するもんではないというマインドがある。
恋人関係もハードルが高いのが日本人なのとすると、確証がないと何もできない。
こうして、試行錯誤する前に閉店ガラガラということになる。。。
そんなボーイズの背中を押したい。おじさんは押したいのである。
※今年は男子クラス担当です。

恋した。好きになった。
進研ゼミのマンガのように、進研ゼミをすることでテストが劇的に点数アップし、クラブも絶好調という生活がやってくる訳ではない。
相手を思い、思い焦がれ、一喜一憂する日々がやってくるのである。
そのときにストーカーになってないかなど一歩引いた視点を持ってほしい。
そこで、自分はどんな恋愛をしたがっているのか、相手はどんな恋愛をしたがっているのか。それがわかれば手がかりがつかめるし、あきらめもつく。
そこで恋愛の4タイプを作ってみた。
これが答えというわけではないが、ヒントになればと思う。
恋愛の4タイプ

このスライドで自分がどこに当てはまりそうか考えさせる時間をとりたい。

彼らのSNSはチェックしてないが、勝手に「あれは〇〇やろー」的な声があがるはず。
ワンピースやドラゴンボールの世界観。みんな友達。基本的にいいやつ。
いいやつだからこそ安請け合いもしちゃう。
人を動かそうとするが、利用しようというよりは楽しませようと必死になるタイプ。
その姿をバカにするような人が苦手。
自分はどうか、相手がどうか考えてみよう。

基本、オレ流。
オレ流に合わせられるなら合わせてみな!!というストロングスタイル。
もしくは、こんな恋愛がしたい。こんな人と付き合いたい。という自分の世界観に合致する人を求め続ける。
コナンの蘭に悶えるタイプ。また、理想の女性はほぼ宮崎アニメの女の子。
aikoの歌詞にどこまでも共感するタイプとも言えよう。
その子がゴスロリなら己もゴスロリの道へ!!

冷静に分析するタイプ。
「私、酔ったかも」と言えば「じゃあ水どうぞ」という正論スタイル。
ロマンティックな演出とは無縁の世界の住人である。
基本的には、平穏な日々を一緒に過ごすだけでよいと感じているタイプ。
なので付き合っているのかいないのかわからなくなることもある。
「お前は池上彰か!!」とツッコまれたことはないですか?

ゴリゴリの負けず嫌いで、勝利至上主義。
勝利の方程式が大好きで、デートも最高なプランが本人にある。
それを自慢げに披露し「俺、すごくない?」という雰囲気が漂うボーイである。
おれはみんなが知らないことを知っている。こうすれば簡単なのに。馬鹿じゃねーの。と考えがち。
基本的に合理主義なので、「いて欲しいときにいればいい」というタイプ。
これがすべてではないが、当てはまるひと、感じる何かがあったのではないでしょうか。
ただ、好きなだけではどうにもならないので相手のこと、自分のことを少し考えて行動してみましょう。
Q&A

モテない人ほど、人を分別してコミュニケーションします。
コミュニケーションが上手なことが結果的に恋愛に発展することがあるのです。


ちょっとここは授業までに改善するかもしれません。
まあ、とにかく親元はなれて愉快に生活できるようになればオッケー。
深く考えすぎることはない。
むしろ、クリスマス関係なしに楽しめるようなものを見つけることが大事です。

10割打者を目指してはいけません。
また、良いこともあれば悪いこともある。悪いことがあってそこから成功に変えていくことがドラマというものでしょう。
自分の人生のドラマ性は失敗やうまくいかないことにあるものです。
金の切れ目は縁の切れ目

金があったほうがモテそうです。
プロ野球選手を見ていてもそう思います。
でも、その関係がその人ではなく「金」によってつながっているのであれば
- 金によって与えられる喜びがなくなる
- 稼げなくなる
と簡単に縁は切れてしまいます。お金持っている人はその人だけでないですし。
また、自分はその人と深い関係を築いていきたいとおもっていても、
その人にお金しか興味がなくて、あなたに興味はない
という状況であれば、一緒にいるのに孤独という地獄を味わうでしょう。
そういう意味で、金によって恋愛はできるが「金ありきの恋愛」ということには変わりない。
そこからはあなたの腕次第ということになる。
まとめ

まとめに「好きになること」が全く入ってない。。。
この辺は修正しときます。
とにかく、好きになる、恋愛するということをすっ飛ばして結婚の話をしてもリアリティない。。
だからこそ、この分野に果敢に挑むマインドが必要になります。
保健の授業がどれだけ生徒の役に立つかわかりませんが、一人でも多くの生徒の背中を押したり、苦しんでいる人を減らしたりできるようにこれからもやるしかない。
明日からも生徒のために汗をかきましょう!!