こんにちは。ホケンタイイク246です。
教師をつづけてはや10年。いいこともあれば悪いこともありましたがなんとかやっています。
これまで体育教師としてさまざまな取り組みをしてきて、
「これだけはやっておいて損はない」
ということを、お伝えしたいと思います。
とにかく簡単です。
シンプルです。
それは、仕事を始めるときにやるべきことです。
仕事のやり始めに5分程度のルーティーンなので「忘れる」「時間がない」「他の仕事が入った」ということはほとんどありません。
モチベーションも関係ありません。
では、説明していきましょう。
目次
- その日やることを箇条書きしよう
- 日中、気づいたことをメモしまくろう
- 書いた紙はつぎの朝に別ノートに貼り付けよう
- まとめ
その日やることを箇条書きしよう
まず、A5かA4程度の紙を用意しましょう。
私はリーガルパッドという物を使っています。縦長で、教務手帳の形にフィットするからです。
ここに以下のことを書いていきます
- 日付
- 時間割
- TODO
いちいち考えるのではなくて決まっていることを書くだけ。
アタマを使う必要はありません。ただ、手帳などで抜けがないか確認しましょう。
まずそれだけで、日々の仕事のミスが減っていきます。
これを教務手帳に挟んだら、準備オッケーです。
今から仕事をするんだから、朝イチで確認しとけば問題なし。
まず5分やってみてください。その後のタイムロス、信用失墜ということが防げます。
最近はこれができないと不安なぐらい大事な作業になっています。
気づいたことをメモしよう
さて、授業が始まりました。
朝礼に朝テスト、すぐに授業、時たま生活指導。。。
授業が終わり、終礼が終われば部活もある。
目まぐるしく一日は過ぎ去っていきます。
そんな日々の中で、教師として成長しようと思ったときに何を考えるか。
- 無理やり時間を作って勉強しようとする。
- 放課後に残業する。
- 家に帰って勉強する。
こんな感じで考えます。
でも、これをやっていても”あるポイント”を抑えていないと努力が結果に結びつくことは難しいでしょう。
それは何か
「授業中に学ぶ」「授業中に気づく」
ということを徹底して行うことです。
これをしないことには、それ以外での勉強は現実と解離していきます。
休み時間は一言でもメモしよう
とにかく、授業中に気づいたことは教務手帳に挟んだ紙にメモしまくりましょう。
きれいに書く必要はありません。書くという行為が大事なのです。
それを続けることで何が得られるでしょうか
- 生徒をみる感性が深くなる
- 授業の修正ポイントを見つけやすくなる
そのほかにもありますが、大きいのはこの2つです。
教師は生徒を指導する立場です。生徒の様子や内面をみる感性がないのに指導なんてできません。
新しい気づきや、ちょっとした違和感。それを気づいてさりげなくフォローするのが良い先生。
その感性は、日々磨かないと身につきません。
そればかりに時間は費やせないのも現実。
だから、「休み時間に最低一つ」ぐらいのペースでいいのでつづけましょう。
10年経つと他の人と圧倒的な差がつくでしょう。
書いた紙はつぎの日の朝に別ノートに貼り付けよう
その紙をどうするのか。
書きっぱなしで家に帰りましょう。
次の日の朝、仕事始めのタイミングで教務手帳から別のノートに貼り付けるのです。
今日やることのヒントにしよう
そのときに昨日の自分をもう一度振り返ることになります。
それが「今日何しよう」のヒントになるのです。
朝イチなので悩むヒマも与えません。やれそうなことを直感的に選ぶでしょう。
その積み重ねがいい。重く受け止めすぎないことが続けるコツです。
自分を守ることにもつながる
そして、その貼り付けたノートは生活指導にも大きな盾になります。
記憶ではなく、書いてあれば証拠になりますからね。
自分はやりとり、電話の有無まで書くようにしています。
つまりこのメモは感性は磨く武器であり、自分を守る盾になることもあるのです。
まとめ
- 朝にやることを書く
- 日中にメモする
- 次の日に貼り付ける
この3つの行動をするだけで、
- 感性を磨く
- 行動の記録
- 改善のヒント
が日々積み重なっていくのです。
教師として成長したければ、授業から学ぶ、生徒から学ぶということを第一として考えてください。
そうすれば「何が必要なのか」ということが見えてくるはずです。
地に足付いた努力ができるでしょう。
地に足付いた努力が一番身になる。
そう信じて頑張ってみてください。自分もまだまだ頑張ります。
あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!