【新人体育教師向け】優先すべきは集団の指導。

こんにちは。ホケンタイイク246です。

いまは休校期間の学校がおおく、学級開きもできてないのではないでしょうか。

とくに新人の教員となると、教材研究はできるものの「やってみないとわからない」こともおおく、なにをすればいいのやらと戸惑う先生もおおいかもしれません。

教材研究を、よりよいものにするためには「優先順位」をハッキリさせることが大事です。

そして、学校での授業において、とくに体育の授業においては「集団への指導」これが最優先事項であることは間違いありません。

「集団→個人」

この順番を守りましょう。

こんかいはそのワケを説明していきたいとおもいます。

目次

  • なぜ四列横隊をつくるのか
  • なぜ人々はメッシに魅了されるのか
  • 授業でやってること
  • まとめ

なぜ四列横隊をつくるのか

体育教師として最低限求められるのは“ケガをさせない”ということです。

そのためにはどんな必要条件があるでしょうか。

  1. 安全に配慮した授業内容
  2. 備品のチェック
  3. 予想されるケガの整理

ざっとこんなところですね。

備品のチェックは当たり前です。やっておきましょう。

また、予想されるケガの整理は「学校安全WEB」をつかいましょう。

これで必要な条件を入力すれば、過去に学校でどんな事故やケガがおきたのか一発ででてきます。

体育教師的には使わない手はないです。

過去の事故やケガから、よりリスクのない授業をつくりなおしたり、

「過去にハンドボールゴールにふざけてのぼった高校生が落下して死亡したことがある」という事実をつたえれば生徒への抑止はより効果がでるはずです。

聞いてもらえないと意味ない

どれだけ、しらべたとしても生徒に聞く姿勢がなければ意味がありません。

けっきょく伝わらないと言ってないのとおなじです。

先生のいうことを聞かずに授業が行われたらどうでしょうか。

40人がいっせいに好き勝手行動すればそこに「ケガのリスク」が増えることになります。

では、どうするか。

落ち着けることです。集団を聞く態勢にするには、集団を落ち着ける必要があります。

そのために集団へのアプローチが優先されるのです。

体育と他教科のちがい

教室での授業は座席があります。生徒はとくに意識することなく「自分の席」として座ります。

だから、話をやめるだけで落ち着いた環境はつくれます。

ところが体育館やグラウンドには座席がありません。

なので教室でいう座席をまずはつくらないといけません。

自分の居場所をグラウンドにつくる

だから四列横隊をつくって授業をすすめる文化が日本にはできあがったとおもっています。

  1. まず、おちついて授業を始める。
  2. 落ち着けるから話が聞ける。
  3. 話が聞けるから、ルールとマナーが伝わる。
  4. ルールとマナーが伝わるから、皆が安心して活動できる。

こうして活動した中にはじめて質がともなうのだとおもいます。

まずは、集団へのアプローチ。

ここはしっかり押さえておきましょう。

なぜ人々はメッシに魅了されるのか

アルゼンチン代表でスペインのFCバルセロナに所属するリオネル・メッシ選手をご存じでしょうか。

この選手は凄いです。

なぜあんなプレーができるのか不思議なくらいです。

そのメッシのプレーに世界中の人が魅了されています。

なぜメッシは凄いのだろうか

でも、なぜメッシは凄いのでしょうか。見れば凄いのはわかります。でも、そのワケについて考えたことはないという人が多いのではないかと思います。

メッシが凄いワケはシンプルです。

自由だから

ここにつきます。サッカーにはルールとマナーがあります。メッシの前にはディフェンダーと手も使えるゴールキーパーがいます。そして、手などは使ってはいけません。

それだけの縛りや、ジャマするものがあるのにもかかわらず彼はスルスルとドリブルで抜き去りずどんとゴールを決める。

とても自由に見える。

だからメッシは凄いのです。

ルールやマナーがなければメッシの凄さはわからないでしょう。

個性ってなんだろう

  • 個性というのはルールやマナーがあってこそ輝く
  • 個性とはルールやマナーから自由になるときに際立つ

ということだと思います。

なので、まずは集団へのアプローチです。

そこで、いろんな反応があります。

そこを汲み取ってあげることが個性の発掘につながるし、

個性を生かすということにもつながります。

授業でやってること

まずは授業開きでは

  • 四列横隊
  • ラジオ体操
  • 集団行動

この3つはやります。

それだけではつまらないのでそれをエンタメ化することをこころがけています。

これでかなり授業の雰囲気は変わりました。ぜひやってみてください。

説明は端的に

説明を短くシンプルにすること。これも重要です。

あれこれ言いたくなるんですよね。

でもシンプルにしましょう。聞いてるのダルいんで。

具体的にどうしてるのかというと。

一度にぜんぶ言うのではなくて、進めながらどんどん追加していく感覚です。

剣道の素振りで足捌き、竹刀の握り、振りかぶりは大きく、声を大きくなど4つ伝えたいとします。

それをぜんぶ喋ってから始めるのではなく、

15本振るたびにひとつずつ追加していくのです。

足捌きの説明して15本

竹刀の握りを確認して15本

という感じです。

知らず知らずのうちにだんだん形がサマになっていくイメージです。

これをすると、しないのでは大違い。

ポイントがひとつなら、多くの生徒が聞けますからね。

授業の雰囲気も変わってきます。

また、振るたびにやることが微妙に変わっていくので集中力も持続しやすいおまけ付き。

40人という人数を教えることは、ひとりを教えることとはちがうむずかしさがあります。

まずは全体にアプローチ。ここを外さないようにしましょう。

まとめ

生徒に聞いてもらえないと何もはじまりません。

では、どうすれば聞いてもらえるか。

そこから、いろいろ考えてみてください。

4列横隊はすべてではない

G20の国で「気をつけ」とかやってるのは日本だけです。

ぶっちゃけ、オワコンなことをドヤ顔でやっているのが日本ということなのです。

何も言わず、並び、順番を待つ。

それは震災などの災害時に大きな賞賛を浴びたのは事実です。

でも、これからの世界で必要な能力、

育てなければいけない能力はなんなのか。

黙って、空気を読んで、いうことを聞いてる場合ではないのです。

状況を判断し、自分で考えて、実行できる教育をしないといけない。

そんな時期にきています。

全体のアプローチの中身をかえる

とはいえ、すべて個人主義で個人へのアプローチばかりにすべきということではありません。

あくまで、全体へのアプローチが先決です。

その中で「全体になにを伝えるのか」

そこをしっかり考えていきたいですね。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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