【保健の授業ネタ】清原和博さんに必要なのはファントミラージュ

こんにちは。ホケンタイイク246です。

きょうはプリキュアと同様に女児向けコンテンツから記事にしていきたいと思います。

こんかい取り上げるのは『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(通称 ファントミ)

テレ東で日曜の朝からおこなっている番組で、3歳になる娘が好んで観ているため、親のじぶんも何となく観るようになった。

まあいろいろツッコミどころはあるのだが、女児向けとはいえ侮れない内容に感心することも多い。

このファントミの何に学べるのか。どこが授業に使えそうなのか。

そして、清原和博さんになぜファントミが必要だったのか。

その辺を書いていこうとおもいます。

どうぞ、最後までお付き合いください。

目次

  • ファントミとは
  • 子どもにとっての見どころ「LDHグループ要素」
  • 大人にとっての見どころ「イケナイヤーがあぶりだすもの」
  • まとめ

ファントミとは

ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(ひみつせんし ファントミラージュ!)は、2019年4月7日からテレビ東京系列全6局他で放送される少女向け特撮テレビドラマ。「ガールズ×ヒロイン!シリーズ」第3作。キャッチコピーは「正義の怪盗 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! イケない心 ちょーだいします!」。

Wikipedia

スタッフには「悪の教典」などでおなじみの映画監督“三池崇史”が総監督。

メンバーはEXILEと同じLDHグループ。LDHグループが作ったダンススクール出身のメンバーもいます。

俳優事務所ではなくパフォーマンス系の事務所がバックにいるのが特徴。

基本的な設定とあらすじ

人々の「イケナイ心」をちょーだいすることで世界を守る正義の怪盗たち。別名を「ひみつ戦士」というだけあって、その正体は極秘であり、もし正体がバレてしまった場合はポップコーンの一粒にされてしまう。

基本的な設定 Wikipedia

ファントミラージュは秘密の怪盗。ファンディーからの指令で逆逆警察によって「イケナイヤー」にされてしまった人から、「イケない心」をちょーだいして平和を取り戻す。

基本的なあらすじ Wikipedia

バレたらヤバイってのはおジャ魔女どれみでもある設定で定番ですね。

基本的には

  1. 心がキレイな人が出てくる
  2. イケナイヤーによって悪い心にされる
  3. ファントミが悪い心を取り除く

という流れである。

子どもにとっての見どころ「LDHグループ要素」

こども視点ではなにが魅力的なのか。

この番組の前は「プリキュア」である。

プリキュアは“バトル要素”が魅力のアニメだ。ほぼドラゴンボールの見方をすれば問題ない。

恋愛など皆無である。ただ「もっと、つえー奴と戦いてー」というテンションはない。

じゃあファントミは何なのか?

それは「パフォーマンス」である。歌って踊る。これこそがファントミである。

くりかえされるダンス

オープニング

まずオープニング。これはプロモーションビデオだ。

ファントミ本人たちが歌って踊る。

細かいことは割愛するが5月20日発売予定の「チュワパネ」を歌って踊る。

すると、子どもも踊りだす。

変身シーン

物語も中盤。イケナイヤーに悪い心にされてしまった人を助けないといけない。

そこでファントミ達は変身する。

1人ずつ。

そう。1人ずつである。

メンバーが30秒ずつぐらい決めポーズならぬ決めダンスを踊る。

もう変身完了しているので、「戦ったらいいやん」と思うのはナンセンス。

  • 変身→ダンス×4

これがファントミなのだ。

その間、娘は踊り狂う。冗長で長いという大人の感想はファントミをわかってない。

エンディング

そしてエンディングもパフォーマンス。

ステイホームで運動不足の子どもにとって30分で3回もダンスさせるファントミは偉大なのである。

これからの「凄い人」は一緒にできる何かを作り出す人

いままでは「こんなのできない」というものに価値があった。

当然、その魅力はこれからもあるのだが、

SNS時代において「いっしょにできる」というのが凄い人のキーワードである。

星野源はみんなが踊りたくなる「恋」を生み出し、コロナの自粛期間中に「うちで踊ろう」をバズらせた。

このように人を動員させる何かを生み出すことがこれからのコンテンツには重要になる。

それは体育教師にも求められるし、自粛期間中に出す課題のヒントにもなると思います。

大人にとっての見どころ「イケナイヤーがあぶりだすもの」

さて、ここからがこの記事の本題です。

ある回を題材に学べるポイントをチェックしていきたい。

第54話「ついにバレた!?ファントミの正体!」

卓球の人気選手が登場。

厳しい練習に明け暮れる日々。唯一のリラックスタイムは甘いことを食べること。

イケナイヤーに親切に対応したことで「人格的に素晴らしい」ということで逆逮捕され悪い心にされてしまう。

すると「練習しなくなる」「ひたすら甘いものを食べ続ける」ようになってしまう。

卓球の練習場でおなじ卓球選手の食べ物を勝手に食べまくってしまうところにファントミ登場。

みごとファントミが悪い心を取り除き、もとの姿をとり戻す。

という30分である。(そのほかにもポップコーンにされたりといろいろあるが)

イケナイヤーがあぶりだすもの

これまでなんとなく見ていたファントミだが、この回でやっと見えてきた。

(体育教師ということで、スポーツ選手がメインだからだろう)

イケナイヤーがやっていることは何か。

それは「人の弱さ、不安をあぶりだすこと」である。

イケナイヤーは悪い心に改造するのではない。

もともと、その人が持っている弱い部分を引き出してしまうのだ。

人間は弱い。

「頑張ろう。」「目標に向けて努力しよう。」と心に誓っても、

「楽したい。」「逃げ出したい。」「やめてしまいたい。」という気持ちを抱えているものだ。

この回ではスポーツマンにとっての厳しい練習における心理がよくわかる構造になっている。

  • 目標のために激しい練習はしなくてはいけない。何かでバランスをとる(今回は甘いもの)
  • 本心は辛い。しんどい。逃げたいときがある。(意思・習慣の力で踏みとどまる)
  • 悪魔のささやきによって人は崩れてしまう(本人の意思。集団の雰囲気の重要性)

これはスポーツマンのみならず、あらゆる人にあてはまるのではないだろうか

清原和博さんを思い出す33歳

この話を見終えて清原和博さんのことを考えてしまった。

清原さんは野球の天才である。小学生で敬遠されるほどの男だ。

じぶんが野球を見続けてなんやら世間から清原さんへの当たりが厳しくなってるなと感じるようになったのは巨人入りしてから。

とくに堀内監督との確執もよく取り上げられ雑誌NUMBERで掲載されたファンが壁に書いた「負けるな 清原」と書いてある写真をずっと覚えている。

番長とあだ名がつき、確執を面白おかしく書かれ、インコースが打てないことを指摘されまくる。

人間は弱い。だからこそその弱さに飲み込まれないように清原は踏ん張っているように今となっては思えてくる。

坊主頭。肉体改造。夜の振る舞い。

すべては強さを誇示するために行っていたのだと思う。

そして、現役の間は「野球さえ頑張れば」という支えと、

家族と息子の存在も「負けたらアカン」という支えになっているはずである。

巨人入り以降の清原はこの「野球」「家族」という2つのファントミ的存在に助けられていたのだと思う。

引退後の清原さん

でも、引退するとそうはいかない。

野球で頑張ることができなくなり、離婚して守るべきものを失った。

清原さんは「野球」「家族」という2つのファントミ的な存在を失ってしまったのだ。

もう、彼には「もう一度頑張ろう」「負けてたらアカン」という心に火をつける存在がいないのだ。

そんな彼は何におぼれてしまったのか。想像するに難しいことではない。

はじめから薬物やりたい人なんていない。背景があるのだ。

そこを授業で共有しないと無用にバッシングする人を増やしてしまうことになる。

だから、ファントミ×清原は「薬物と健康」「欲求不満と適応規制」で話そうかと考え中である。

まとめ

  • 現代での“凄い人”は「一緒にできる何か」を生み出せる人
  • イケナイヤーがあぶりだす人の弱さは皆が持っている感情
  • ファントミ的存在が人生を救う
  • 「薬物と健康」「欲求不満と適応規制」でつかえる

いやー。

ファントミが清原さんとつながるとはおもってなかったですが、

自分の弱さとどう向き合うか。

それって本当に人生のテーマですよね。

いろんなネタでこのテーマを語れるように、これからも精進していきます。

明日からも生徒のために汗をかきましょう!!

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