こんにちは。ホケンタイイク246です。
2020年5月の中頃。ついに緊急事態宣言解除の方向に政府が動き出しました。
毎日の新たな感染者が大幅に減少したことが要因と思われます。
でも、ワクチンがないことと、アメリカやヨーロッパでは第2波がやってくるなど、
予断を許さない状況であることは変わりありません。
そんな中で、休校解除を行い、授業をおこなう。
その中で体育は何をすればいいのか。
今日はそんなことを考えていきたいと思います。
目次
- 生徒の安全をまもる
- 体育教師に残された手札
- まとめ
生徒の安全をまもる
まずはなんと言っても生徒の安全を守らないといけません。
そこで、考えないといけない要素は3つ
- 3密
- 熱中症
- マスク
では順に整理していきましょう
①3密を避ける体育
つまりソーシャルディスタンスを保ちながら授業を行うということ
ここで外れるのはサッカーやハンドボール、バスケットボールなどのゲームですね。。。
考えられる方法論としては
- 四列横隊(体操隊形)のまま、自分の位置から動かない
- グループ分けして、実施していない生徒は待っている場所で距離をとる
- ソフトボール、ネット型球技をルールを変えて行う
というところでしょうか。
とにかく、待ち時間などの接触も注意を払う必要があるのが厄介ですね。
50m走のタイム測定では2レーンで行うことが多く、30人以上が待機している状況です。
教員はゴール地点でいるとなると注意もし辛い。
なので、6グループぐらい作って、待ち時間も距離を作れるようにした方が良さそうです。
その制限の中、実施できる種目を考えましょう。
②熱中症対策
ゴールデンウィークを過ぎれば暑いのが日本
梅雨に近づくにつれて湿度も高くなります。
そこで注意しないといけないのは「熱中症」です。
3密に囚われてこいつの存在を忘れてはいけません。
しかも、生徒は運動不足と認識して間違いない状態。
- 水分補給タイム
- 休憩タイム
- 帽子の着用可
などの配慮と共に、運動強度も1学期の間は低くていいと思います。
涼しくなるまで待ちましょう。
③マスク
文科省は「体育でもマスクの着用を」ということを言っているそうで、、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00042063-mbcnewsv-l46
運動強度をあげると、苦しい。
実際に中国では死亡事故も出たようで、
https://www.asahi.com/articles/ASN5C6530N5CUHBI00F.html
だからと言ってヒステリックにならず、ボチボチの強度でやればいいんだと考えましょう
体育教師に残された手札
さて、このような状況で、体育教師に残された手札はどれぐらいあるのでしょうか
四列横隊型
自分の位置から動かずに、その場でおこなうスタイル
- 体操
- トレーニング
- ストレッチ・ヨガ
- 縄跳び
- バスケットボールのハンドリング
- フラフープ
- ビリーズブートキャンプ的なエクササイズ
- ダンス
といったところでしょうか。
さらに教師の動きとしては
- 教師が前に立って先導するスタイル
- 各自にマニュアルとチェックシートを渡して各自のペースに委ねる
という2つの手法があります。
前者は体育係にやらせてもオッケーですが、エクササイズとなると教師がやるべきでしょう。
後者は事前の準備が大事です。縄跳びの技シートを作ってできたらチェックするということを小学校の時にしていましたが、そのイメージです。
スポット型
スポットとは、その場所でおこなうことを決めて、ローテーションしていくスタイルです。
そのスポットに行けば、それをする。
これは、応用次第ではいろんな授業に使えます。
詳しくはこちらを読んでいただけると全体像がわかるかもしれません
スポットを4つぐらい作れば、休憩も合わせると6グループで回せます。
6グループとなると1グループ6〜7人。
かなり密を避けることができるようになります。(多すぎると避けるスペースがない。。)
スポット型にどんな手札があるのか。
まあ無数にあるのですが、ざっと紹介します。
- スピードガン測定
- バスケットボールの個人練習(ハンドリングやシュート)
- バドミントンのシングルス
- 跳び箱
- マット運動(2人1組でおこなうようなものは避ける)
- アイパッドでの撮影と検証、アプリでの測定
- 縄跳び
おそらくまだまだあるでしょう。
大事なのは「スポット」という発想で、少人数で回すということだと思います。
待つ人間の場所をフラフープで固定し、距離感を保つぐらいの徹底ぶりを見せるのも大事です。

こんな感じで体育館での授業ができたらなと構想中です。
休みと実施のバランスも踏まえて考えてみました。
少しハードワークな部分を改善できたらいけそうです。
まとめ
この1学期の体育がどうなるかは分かりませんが、
授業ですべてを完結する発想は完全に捨てています。
- 在宅でできること
- 登校して行ったこと
これを合わせて成績にすることになると思います。
てか、登校してやることで成績をつけていいのか。
練習した上での試験でないとダメでしょうという考えがあるので。
その辺はこちらでも書きましたが。。。
まだまだ不透明な部分が多いですが、できる限りのことを準備して生徒を待ちたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あしたからも生徒のために汗を書きましょう!!