【体育祭】アフターコロナの変更点

こんにちは。ホケンタイイク246です。

現在、2020年7月。もうすぐ短い夏休みに入ろうとしています。

テストの採点や成績提出、クラブ活動に修学旅行の下見、文化祭の準備と同時並行で体育祭も準備をしております。

体育祭はもともと5月開催だったのですが、10月に延期することが決定しました。

その上で、「アフターコロナ の体育祭」を作るために何をすればいいのか?

その辺りを中高の担当学年の先生二人で考えてきました。

基本プランができたので体育科の会議を通し、管理職にも話をして、これで大筋が決定。

この次は体育祭委員の生徒を集めて夏休みから準備を再開したいところです。

今回は、コロナ渦でどんな配慮が必要なのか。どんな変更をすることにしたのか。

そこを書いていきたいと思います。

目次

  • 待機場所
  • 開会式
  • 競技内容
  • 閉会式
  • 最終判断

2020年度 体育祭 変更点 (案)

【待機場所】

(従来)テントの下に長椅子を置く

(今回)テントを置かず、各生徒席を置く

  • 従来の待機方法では密が避けられない
  • 各生徒席を少しでも距離をとって置くことで密が緩和できる
  • 自分の席が確保されることで、持ち物が清潔に管理しやすい
  • 今回は10月後半に開催されるので熱中症対策のテントは必ずしも必要ではない。(日差しが気になるのであれば帽子などで対応)

体育祭は常に競技があるわけではなく、むしろ生徒席で観戦する方が長いものです。

それゆえ、生徒席が密状態だと、長時間もその状態で過ごすことにもなるので、感染症予防の観点からするとアウトでしょう。

つまり、体育科としては「生徒席の密を回避する」ことが第一の条件と考えました。

これまで勤務校は体育祭の時は長椅子をテントの下に置き、それを同じ団で共同で使うスタイルでした。

本来の5月開催であれば日差しが強く、暑いのでその方法に一定の合理性があります。

でも生徒全員座れず、余った生徒は裏で遊び出すなどの問題もあり「自分の生徒席を出すべき」という声は多くありました。

今回は10月開催ということで、気温をそれほど気にすることがありません。

そのことを理由に生徒席を使用し、一定の距離感を保つ仕組みを作ろうと考えました。

【開会式】

(従来)入場行進を行い、開会式

(今回)生徒席から、体操隊形に集まって開会式

  • 現状のスポーツ大会において入場行進・開会式の中止が一般的
  • 密を避けて集合することができない

今年のスポーツ大会は軒並み中止になっていますが、それでも開催する場合、開会式は行わないのが当たり前となっています。

私は硬式野球部の顧問もしていますが、あの高校野球の地方予選でさえ開会式はなくなりました。

なぜなら、待機場所が密になるから、そして開会式中の整列も密であると考えたのでしょう。

しかし、体育祭の場合はセレモニー的な要素の他に「注意事項」「連絡」「準備運動」など、開催にあたって必要な要素があります。

したがってセレモニー的な要素を排して「体操隊形に並ばせる」ところから始めることにしました。

つまり、両手間隔に広がって最低限の密を避ける。その上で必要なことを説明する。

最後にラジオ体操などで準備運動をしてから競技開始となる流れです。

「毎年これでいいやん」って内心では思っているのですが皆さんはどうでしょうか?

【競技】

(中止)騎馬戦

(内容を変更して実施)綱引き・棒引き・四方綱引き

(通常通り実施)その他の種目

  • 中止の代替案を検討中
  • 綱引きは人数を減らし、間隔をとって行う
  • 棒引きは内容を検討中
  • 通常は午前1種目、午後1種目に参加するというルールがあるが、柔軟に対応する

さて、重要な競技です。

「密を避ける」ということを名目に、騎馬戦や綱引き、棒ひきなどを中止してみると、

走る種目しか残らない。。。

さすがにこれでは面白くなさすぎる。やる意味がない。

じゃあ新種目を開発するか?

「ソーシャルディスタンス○○」大喜利

玉入れ

投げる人は自分の立ち位置から一歩も動かない。そこからボールを拾って投げまくる。それだと面白味に欠けるので投げたボールをブロックする人を一人、落ちているボールを投げる人に渡す人を一人付けと観客にも楽しんでもらえる絵になるのではないか。

台風の目

通常4〜5人で行っているものを2人。つまり両端を持っておこなう。

ただグルグル回るだけだと絵がつまらないので、ジャンプしたりなど障害物要素を入れることもアリ。

いろいろ考えたけど、「まあ採用してもいいかな」となったのは上記2つ。

新しい種目を作ったはいいけど参加者にルールを浸透させて、かつ観客にも見ててわかるものっていう種目はなかなかできるものではありません。

体育祭の種目なんて、すぐ理解できて、すぐできるものでないとアカンやろ。という個人的なこだわりかもしれないのですが、やたら新種目にこだわるよりも、現行の種目をアレンジする方が結果的に良い方向に向かうのではないかと思うようになりました。

体育祭の目玉3競技「騎馬戦」「綱引き」「棒ひき」

勤務校では上記3種目が生徒も観客も盛り上がる種目になります。

でも、さすがに「騎馬戦」だけはムリだろうということで体育科の会議で消えました。

騎馬を作ってそのまま競技をすることはダメということです。

綱引きと棒ひきはルールを変えて実行というのが今のところの計画です。

綱引き

通常40人のところを20人×2チームにする。

20人で縄を持ち、ひとりひとりの間隔を1mあける。

黙って引く。

棒ひき

同じ棒を持っていいのは3人まで

棒の中心部分を持っているもの同士が密にならないように工夫する

あとは通常通りおこなう

綱引きと棒引きは、「基本的に同じ方向を向いている」「競技時間が比較的短い」という声があがりました。

かなり無理やりな理屈だと思わないでもないですが、「これぐらいやらないと、もう走るかお遊び競技しかない」という現実があるのです。

【閉会式】

表彰は表彰状授与のみ(式典終了後に写真をとる)

閉会式終了後、土落としスペースで椅子の土を落として教室へ

これも、体操隊形でおこないます。限りなくシンプルにしたいですね。

てか、毎年これでいいんじゃない?という心の声が聞こえてきます。

あとは、本校にある大量のブルーシートを有効活用し、中庭や下足室前に広げ、クラスごとに土を落として教室に戻すシステムにしようと思っています。

そのため、体育祭の持ち物に「雑巾」を付け加えようと思います。(どこまで徹底できるかは未知数ですが。。。)

体育科の考え

  • 「従来通り(通常通り)で実施する」「変更した内容で実施する」「実施しない」の3択でないと準備ができない。
  • できれば変更した内容で実施したい。

当然、世間の様子は刻一刻と変化します。

それゆえ、状況が良くなったり悪くなったりするでしょう。

そのたびにマイナーチェンジしていては統制がとれません。

なので、基本的に変更案で準備し、これすら無理なら中止。

そのような判断をしてほしいと管理職にはお願いしました。

直前で中止になることも考え、クラスTシャツの発注を見合わせるかどうかの話を生徒としなくてはいけないとか、

有志企画をどうするかとか、考えることは山ほどありますが、その辺を生徒と詰めていければと思います。

コロナがなくなることはない。

だからこそ、新しいスタンダードを構築するつもりでやるしかないですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日からも生徒のために汗をかきましょう!!

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