【1学期保健】生徒のアンケートから総括する

保健の授業

こんにちは。ホケンタイイク246です。

1学期も期末試験が始まり、成績算出や三者面談の準備などなどあわただしくしています。

コロナ渦において4月~5月はオンライン授業

6月~教室での対面授業で保健を行ってきました。

授業回数は10回。

その中で8つの分野を勉強していきました。

その配布資料がこちら。

基本的に1枚でまとめるように意識し、教科書をただ読むだけではなく、そこから「考える」という授業になるように準備してきました。

今回は授業後のレポート・アンケートの中から、生徒の授業に関する評価を分析していきたいと思います。

一学期の保健の感想を答えてください。

好意的な意見(ありがとう)

  • 面白かったです
  • 親しみやすい話が多く分かりやすかった。
  • いつも知らないことだらけで、新鮮で楽しかった。

率直にありがとうといいたい。

この関係性でないと授業はお互いに辛いものになる。

彼らに届くようにチューニングしながら準備を続けていきたい。

具体的であることが良かった

  • 楽しかったここまで直接的な内容の授業をするのは本当に素晴らしいの一言に尽きます。
  • 内容が割と踏み込んだ内容だったからなかなかキツい部分があった面白かった。
  • とても楽しく授業を受けられた少々過激だけれども知っておかなければいけない内容なので、学べて良かったです中絶の話は初耳なことが多くあって興味を持てた性に対しての感覚が男性と女性でかなり違いがあり、それぞれをしっかり理解した上で性に向き合わないといけない事が学べて良かった興味深かった現実的な話もいろいろ含まれていて、参考になったあんまり学校で習わないことを習えてよかった今まで知らなかったリアルな部分をたくさん知れたと思うので良かったです。
  • リアルな話が多くて参考になったコンドーム分かりやすく、面白かった。
  • どの授業よりも面白かった番外編の話が一番生々しくてリアルな話だとおもった。また一学期全体を通して、性について様々な角度から見ることができた。
  • 特に男子にとっては保険の中でも興味、関心がある内容の授業で新たな発見や知らなかったことも多々あったのでとても面白かった高1までの保健よりわかりやすい身近なことから、自分からほど遠い物事まで細かく授業してくれて分かりやすかったです。
  • とても具体的で攻めた内容でとても良かった今までの保健の授業とは違う、現実のある話でとても面白かったです。二学期も楽しみです。

高校2年生となると教科書に載っていることはだいたい知っている。

でも、本当の意味での怖さや豊かさは知らないし、知りようがない。

だから教師が授業をし「お互いに勉強する」のである。

教師もわからないことが多いことはオープンにしたうえで「こんな世界や意見がある」と進める。

男子校ならではという意見

  • 「男子校の保健の授業」と感じることができるような、教科書にとらわれない自由なためになる授業だったと思うためになることが多かったです。
  • 自分の知らないことをたくさんしれてよかったとても分かりやすくて充実した時間だったと思います男子校なのでオブラートに包まず授業をしてもらってるので、理解しやすい
  • (上からの目線みたいに言ってしまってあれですが) 男子校ならではの授業なのかもしれないですが、海外と違って日本は性教育に対して消極的な部分があるのは否定できないので、こういった授業が増えていくといいのではないかと思いました。

1学期は性教育という分野もあり、このような意見が多かったが放送禁止用語は一切使っていない。

基本的には女性蔑視問題、ジェンダーなどを取り上げた。

つまり「具体的に話をする」「性教育を突っ込んで話をする」ことはタブーである。ということの表れではないかと思う。

その壁をどう突破するのか。

乱暴にすれば問題に発展しかねない。

本当に難しい問題である。

価値観が変わった(いい意味でも悪い意味でも)

  • 教科書に重要なことが書かれていないことが多かったふだん生活している中では知ることができないような内容をたくさん知れてよかったです。
  • 学生のうちに知ってよかったことが多かった保険の授業の中で一番面白かった共学校では教えられないような内容も聞けた。でもその内容に限って実は今後重要だったり、知らないと恥をかくものだったので、これからも包み隠さず教えてほしい。
  • 大人になっていくのに今とは考えを変えていかなければならないと思った。あまり深く教えてくれなさそうな所もしっかりと教えてくれたので向き合えた。
  • 今まで知ることのなかったことをたくさん知ることができました。なくてはならない授業だと思う内容がとても分かりやすかったです
  • これからより多くの人と関係を築く中で、不快感や何とかハラスメントみたいなものを感じるのは相手次第なので、相手との距離感を意識しつつ、自分と相手の価値観にうまく折り合いをつけてコミュニケーションを取ることが大事なんだと分かりました。
  • 保健の授業はそんなに好きじゃなかったが、いろんな話が聞けて面白かった。
  • 結婚と性行為はこわいです。
  • 授業の説明がわかりやすかった関連性が高いからだと思うが、思っていたよりかなり面白かった今まで思い込んでいたことが違うことがあったので意外だった。
  • 自分の知らないことが結構あり、知れてよかったと思うことも多くあった聞いていてつらいものもあったが刺激的で面白かった。
  • 今までの保険の授業より面白かったが、引く部分もあった。(避妊具の話←どちらの意味でも)
  • 思った以上に大人というのが大変で、大人になるのが少しいやになった従来の保健の授業とは違って、非常に楽しかった。

3年ぶりの保健の授業だったのだが「保健とはこんなもんだ」という生徒の認識を壊したかったのは事実なのでこの意見は率直にうれしい。

授業を受けることで価値観が揺さぶられるということは「良書に出会う」「いい映画に出会う」ことと同じだ。

これからもそんな授業を生徒とつくっていきたい。

将来に役立ちそう

  • 分かりやすくて今の間に習ったことを自分に置き換えて考えようと思いました
  • 周りの人がどう考えているのかということが分かって、いい機会となった。
  • 授業の雰囲気はとても好きです内容を理解しやすかった将来ためになるような話が多く勉強になった次からは頑張ります普段、性教育の授業を受けないので今回受けてみてためになった気がします。
  • 結婚であったり、加齢であったりとこの先迎えるであろうことに対するリアルな話をしてもらい、すごくためになりました。
  • 非常に分かりやすかったです性の話というのは今後必ず必要となる情報なので脳裏に焼き付けておこうと思った。

自分の未来のことなのでいまいちピンとこないのが保健体育の泣き所。

でも、大人の世界が描かれるドラマや映画などで高校生に人気なものも多い。

つまり、大人の世界で行われていることを解像度を高くしてみたり、いまの自分と重なる部分を抽出したりすれば関心を得られるということだと思う。

でも、この作業。むちゃくちゃしんどいんだよなあ。

その他の意見(授業の形式など)

  • zoomの時の歌の音量が大きすぎる
  • 今まで受けてきた保険の授業の中では一番クオリティが高い授業だと思います。また、面倒な課題が無く、アンケートもあまり負担にならないので、気が楽です。
  • 先生の体験や、実際にあったことを交えての話だったのでとても面白かった。
  • 普段自発的に知らべたりしない事柄について知れてよかった。
  • 将来、役に立つ知識も得れて、本や音楽などの紹介もあり大変満足でした。
  • 大学っぽい授業展開でパワーポイントも分かりやすく、資料を事前に配布してくれていたのが良かった。授業はとても分かりやすく、ためになった。

授業の基本コンセプトは「AMラジオ」

気軽に楽しめて、テーマに沿った色んな話や意見が飛び出す授業を目指している。

それを支えるのはリスナーであり生徒。生徒の参加率がすべてを決める。

だからこそ電子機器を使って匿名でのアンケートやリクエストにこだわる。

そこからヒントを拾って授業をつくる。

PCのみで完結

勤務校では各生徒にデバイスが配布されている。

自分は授業前にレポート・アンケートと資料を配布する。

生徒はレポート・アンケートを立ち上げながら授業を受けて書き込んでいく。

(資料は電子黒板に写しているので授業中は不要。)

授業終了後に送信ボタンを押せば提出完了。

試験前の提出云々もなくなる。

そこには次回の授業に関するアンケートも含まれるのでそれを参考に準備もできる。

おたがいにストレスフリーである。

ラジオと言えばリクエスト曲

50分話を聞き続けるのもキツイと思う。

なので、リクエスト曲を募集し、授業中に2分ぐらい流す。

この間に忘れ物チェックを行うことで、

これまたWIN-WINの関係が完成である。

性教育は親はしないのが普通

日本の親は欧米とは違い、性教育をしない。

こう思っている人も多いかもしれないが、

この本によると違う実態が見えてくる。

簡単に説明すると、どこの国でも性教育をする親は少数派である。

違うのは教育現場での内容や時間数である。

保健体育の先生であれば一度読んで欲しい内容である。

ここに対する本気度が違うことがわかると思う。

結局は教師が第三者的ポジションでガンガン伝えるしかないのである。

それを生徒はしっかりと聞いてくれたという手ごたえがある。

まとめ

個人的には何とかサマになった1学期であったが、このまま2学期も続くわけはない。

なぜなのか?

  1. 性教育の範囲終了
  2. 自分のやり方に慣れが出てくる

この2つの要素がある。

やはり性教育は高校生男子にとってホットトピックなのだ。

1学期で唯一、性や男女関係とは違う範囲を取り扱った「加齢と健康」が堂々の1位。

これ、6月後半にやった授業だったのに。。

この先は「医療」「インフラ」「働き方」という分野。

そうとう準備して導入から惹きつけないと生徒の集中力は続かないでしょう。

まだまだ修行の日々は続きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日からも生徒のために汗をかきましょう!!

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