こんにちは。ホケンタイイク246です。
保健の教材研究のためにいろんな保健行政のHPを検索してはダウンロードし、チェックする。
そんな作業を進めておりました。
8月6日に学校保健として新型コロナウイルスに関する情報が出ていたので、
みなさんとシェアしたいと思います。
このような文章は堅苦しいのでついつい敬遠しがちですが、
読み込めば有益な情報は出てくるのが行政の文章。
今回は、6月1日から7月31日までの学校、学校関係者の感染状況について取り上げたいと思います。
目次
- 児童生徒
- 教職員
- 国内の発生状況
- まとめ(気づき)
児童生徒

まず児童生徒の感染状況です。
小学校90 中学校53 高校97
と言うことで学齢での変化はないように思います。
ただし感染経路は違いがあり、小学生は家庭内感染が多く、高校生は経路不明が高くなる。
これは行動様式が全然違うので納得いく数字ですね。
教職員

教職員は非常に少ないなと思ったのですがみなさんはどうでしょうか?
学校内感染も0%。
教師は体力があるから感染しにくいのか。それとも学校が安全だから感染しないのか。
この1学期、「コロナに感染したらヤバイ」と言うバイアスだけはかかっていたことは事実。
それが、感染対策につながったのかもしれません。
それと同時に、「隠す」ということにもつながっているかもしれませんが。。。
とにかく、同じ空間を共有しながらも、生徒の感染状況とは違う結果となっています。
国内の発生状況

国内の陽性者数のグラフも掲載されていました。
これを見ると以下のことがわかります。
- 20代の感染者が多い。でも重症化しない。
- 60代は重症化しやすい。
- 死亡者は高齢者に集中している
これはワイドショーやらなんやらで、語り尽くされたことですね。
若い人と高齢者の違いが数字でもハッキリ現れています。
10台少なすぎじゃね?
それにしても10代が少なすぎやしませんか?
- 20代といえば大学生に若い会社員
- 10代といえば大学生含めた学生
小学生はともかく、高校生も大学生も結構外に出てないですか?
濃厚接触もかなりしていると思うんですけど。
アルコールはないにしても何か飲みながら喋りまくることはあるはずです。
なぜこんなに数字が違うのか。
いまいち全容が掴めません。
まとめ

学校での感染予防には限界があります。
濃厚接触をゼロにするなんて不可能です。
正直、いつクラスターが発生するかわかりません。
しかも、50代や60代の先生は当たり前のように授業をしています。
この危険な状態をどうすれば解決できるのか。
ギガスクール構想なのか、分散登校なのか。
手段はいろいろあるかとは思いますが、
カリキュラムのために真夏に登校させるこの国に、その辺の考えはないようです。
8月中旬から始まる2学期はコロナと熱中症の対策をしつつ、
生徒を守る姿勢が教員には求められそうです。
あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。