【PCR検査が他国より少ない理由】どのみち「安静」しか選択肢がないから

保健ネタ

こんにちは。ホケンタイイク246です。

現在、「#2−10医薬品と健康」の教材研究をしていて、いろんな情報を漁っている。

とにかくホットなワードは「新型コロナウイルスへのワクチン」についてである。

感染が始まって1年も経っていないこともあり書籍はほとんど見当たらず、

WEBの記事や雑誌の記事でしか情報は集められないのが現状だ。

そんな中、FNNPRIMEという番組で「PCR検査が他国に比べて少ない理由」の解説がYouTubeにアップされていた。

なんやら、「検査を受けることができない」という検査難民とやらが増えているそうだ。

その市民の声に対して医師が丁寧に解説しているのだが、納得する点が多く、

その他の記事で読んだことが点と点でつながった感じがある。

結論からするとPCR検査は現時点では気休めでしかなく、大事なのは「安静」である。

というより、安静しかない。

こんな話をしたいと思う。

あくまで主観ではあるのだが、誰にも当たり障りのない説明は教科書で事足りている。

教員の主観も含めて「あなたはどう考えますか?」「あなたならどうしますか?」というのが授業だと考えているので、堂々と主観を書きたいと思う。

【目次】

  • PCR検査が少ない日本
  • PCR検査って何?
  • PCR検査の目的(世に放たれる陽性者)
  • ワクチン、特効薬
  • まとめ

PCR検査が少ない日本

「検査を受けることができない」

「国はもっと迅速な対応をしろ」

という“検査難民”と呼ばれる人たちが叫んでいるそうだ。

そんなことをいう人は身近にはいないのだが、本当にいるのだろう。

圧倒的に少ない検査数

出典 : Our World in Data
#COVID19

確かに圧倒的に少ない日本のPCR検査数。

これを見れば「国がもっと迅速に対応しろ」といいたくなる人が出てくるのは仕方がないかもしれない。

先述の動画では日本では1日平均900件、韓国では1日平均6000件と紹介されている。

確かに数は少ない。

でも、それが即問題なのかというのは早計だ。

PCR検査って何?

そもそもPCR検査ってなんなのか?

これは新型コロナウイルス以前から行われていた検査方法である。

PCR検査の手順

  1. 粘膜・たんなど検体を採取
  2. ウイルス特有の遺伝子情報を探す
  3. 陽性・陰性を判定

以上の3ステップである。

よく言われるのは「①粘膜を採取」するときに、くしゃみなどをすると飛沫感染のリスクがある。

PCR検査はさまざまな場面で利用されてきた

  • 肺炎
  • 麻疹
  • がん

人命に関わる、病気で威力を発揮していることがわかる。

どのような検査なのかも大事だが、それよりもPCR検査の目的と効果の方が気になるところ。

その辺りを考えてみたい。

PCR検査の目的(世に放たれる陽性者)

PCR検査の目的はどこにあるのか

おそらくだが、

  1. 陽性・陰性を判別する
  2. 陽性者は隔離する
  3. 街から陽性者が減っていく
  4. 新たな感染者が減る

このようなシナリオをみんな信じている。

だから「PCR検査数を増やせ」という声が後を絶たない。

でも、『PCR検査をしても完璧に判別できるわけではない』という事実があれば話は違ってこないだろうか。

PCR検査の感度は平均50%

PCR検査の感度はこんな程度だ。

感染直後に検査をしたところで陽性反応が出ることはない。

PCR検査しかないというのが現状かもしれないが、PCR検査も万能ではないのである。

つまり、一斉に検査をしたところで陽性者を街から排除することは難しい。

陰性という印籠

むしろ、この感度の低い検査を絶対的なものとして認識してしまうと別の問題が起きる。

陽性だけど「結果が陰性」だった“隠れ陽性者”が堂々と街へ出ていくのである。

陰性という印籠は心強い味方だ。

知らぬ間に多くの人を感染させているだろう。

結果的に検査によって陽性者を世に放っている見方もできてしまう。

(この発想は強引すぎるが)

とにかくPCR検査を絶対的なものだと過信してはならない。

ワクチン、特効薬

新型コロナウイルスにはワクチンがない。

これが他の感染症と大きな違いだ。

そして、ワクチンや特効薬がないという事実はPCR検査の必要性と大きく関係してくる。

もしワクチンや特効薬があれば

  • PCR検査
  • 陽性者→ワクチン、特効薬
  • 陰性→診断に基づいた治療、安静

という流れが出来上がる。

こうなれば、PCR検査を受ける必要は大いにあるし、

「検査を早く受けさせてくれ」という人の声も意味がわかる。

現状では「安静」しかない

PCR検査

陽性者→安静(2週間の強制力あり)

陰性者→安静

どちらに転んでも「安静」しかない。

こうなると血眼になって検査数を増やす必要はないんじゃないかと思えてくる。

まとめ

2020年9月段階

  • 感度100%の検査がない
  • PCR検査は50%程度
  • 緊急事態宣言は解除され、再び発令されることはなさそう
  • ワクチンや特効薬はない

そのほかにも言いたいことはあるのだが、

経済が動き出し、人々が働かざるを得ない状況のなか、

感度の低いPCR検査による隔離でなんとかしようというのは無理がある。

結論としては「寝る」「安静にする」ことで免疫力を高めるしかない。

マスクや手洗いをすることも必須だ。

どのみち「安静」しかない世界において、

我々は「新しい生活様式」」を実践するしか今のところないのである。

(「あなたはどのように考えますか?」が授業の本題である)

新しい生活様式」を取り入れよう | 厚木市

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう。

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