お久しぶりです。ホケンタイイク246です。
コロナ渦において、行事がことごとく2学期に集中した結果、カレンダーが行事だらけ。2学期には文化祭に体育祭、それに修学旅行が実施されることになりました。付加価値モリモリの2学期。
本年度は体育祭のメインの学年を受け持っているので自然と主担当。体育祭の1か月後にある修学旅行の担当にもなっているため、同時並行での打ち合わせや調整が続いております。
もともと体育祭は5月。それが10月に飛んできました。
修学旅行の元の名は研修旅行。やることがほぼほぼ決まっていた部屋のメンバーさえ決めておけばあとは丸く収まる旅行だったのに、中止が決定しただけでなく「別の場所で修学旅行」というイベントが生まれました。
すべてが仕切り直し。時間がねーよ。
ただでさえ行事は大変なのに、「コロナ対策」という未知の戦いまで背負う始末。答えねーよ。
もはやこれはミッションインポッシブル。ということは、つまり、俺はトム・クルーズ。
果敢に挑むしかない。
Tシャツ間に合わない
文化祭直後に本格的に動き出した体育祭。
本校の生徒が大好きな文化祭。おそろしいほどのほとばしる青春。
この熱量を感じると「ちょっと体育祭委員集まりたいんやけど」といいにくい雰囲気。
というか文化祭でもダンスパートの主担当だったので直前まで衣装チェックやなんだかんだで大忙し。
そんなこんなで事務作業を進めておきました。
残るは21日
文化祭が終わった時点で残された時間は3週間
ここでやらなければいけない作業をあげておくと
- 体育祭委員の役割分担
- 役割分担ごとの仕事確認と調整
- 予行の打ち合わせ
- 当日の打ち合わせ
- Tシャツ
- エントリーシートの確認
まあ、ほかにも細々あるのですが生徒を動かしてやらないといけないことはざっとそんな感じ。
タイミングを逸するとジエンドなミッション。トム・クルーズ並みにスレスレの働き方。
Tシャツミッション
Tシャツは使う業者は同じ都道府県で安くて、lineでやり取りできて、注文から10日で納品してくれる。有難い。
体育祭の2日前に行われる予行の前日に納期したい。そうすると21日ー3日=18日。
のこり18日でやるべきことは何か。
- デザイン募集
- デザイン選挙
- サイズチェック
- 色ごとのサイズ確認
- 注文書作成
- 注文
- 納期後に振り分け
結構、やること多いね。
デザイン募集期間は1週間。そこで残り時間は11日。注文から納期までが10日なので、、、
なので、、、
そう。1日でデザインを確定し、注文書を完成させる必要があるということ。
間に合うのか、、間に合わない体育祭Tシャツの存在とは何なのか。
体育祭委員と俺のミッションインポッシブル。
無事に注文
デザインを募集している間に、サイズチェックはトリプルチェックで行い、各色ごとの枚数は確定。
あとはデザイン確定。
一悶着ありながらもなんとか決定。
その業者はスマホ撮影でも対応してくれる親切優良企業。有難い。
ミッションインポッシブルをポッシブルにしてくれるのは企業努力で成り立っている。
lineを使ってのやりとりなので恐ろしいレスポンスのいいやりとり。
スピーディーに注文完了!!
俺たちは勝った。勝ちました。
体育祭委員と俺は胸をなでおろし、ほかの作業を開始。
これでTシャツは納期後に割り振るだけでよいと誰しもが信じて疑わなかった。
Tシャツが間に合わない②
予行の前日に届かない。
Tシャツが予行の前日に届かないぞ。
なぜだ。
なんとかギリギリ滑り込みセーフで注文したTシャツが届かない。
そういえば、デザインが完成したらlineで連絡しますといってたけど来ていない。
恐る恐るlineの履歴を確認する。
ギャー!!!
納期一か月間違っている~~
その日は修学旅行3日前~~~!!!体育祭終了28日後~~~!!!
修学旅行前に体育祭Tシャツ配ってどうすんねん!!!
まずい。マズい。不味いぞ。
トム・クルーズはそんなミスはする?しないの?
そんなことはどうでもいい。
おれはlineを閉じずにコメントを入れる。
「今日、Tシャツ届いてないんですけど。」
知らない体(てい)でメッセージ送るクソ野郎。(後から振り返って猛省。)
どうなる。どうなるんだ体育祭Tシャツ
結果発表
いろいろあったのだが、焦りすぎてあまり覚えてないので結論から。
体育祭前日に到着!!!
振り分け完了。当日朝に配布できる状態を作れました。
もう、企業努力以外なにものでもない。
「無能な部下などはいない。いるのは無能なトップだけだ」というパトレイバー2のセリフがリフレインされる日々です。
もう、これはTシャツ業者のミッションインポッシブルになり、担当の彼がトム・クルーズ。嫌な顔一つせず、声色ひとつ面倒くさそうな感じを与えずミッションをクリアする姿はトム・クルーズの鏡。2020年トム・クルーズ賞は彼で決まり。
最後に
- 電話した夕方からデザイン作業を開始
- 翌日10時にデザイン確認のline
- 昼からプリント工場へ
- 翌日に出荷
これが怒涛の流れなのだが、もうこの期間、心拍数おかしかった。
他の先生に相談する勇気もなく、ただただ祈るだけの時間だった。
担当者トム・クルーズの「1000人の生徒様の思いを背負って頑張らせていただきます。」という言葉。
刺さりました。
知らんふりして「きょう届いてないですけど?」とlineしたおれの胸に刺さりました。
1000人の思いを背負うのはトムじゃない。俺だよ。
トムは俺の尻ぬぐいをしてくれて首の皮一つ繋がりました。
まさにミッションインポッシブル。
この話、墓場までもっていくか白状するか。まあ確実に白状するけどどのタイミングにしようかな。
そのことばっかり考えている。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日からも生徒のために頑張りましょう!!
そんなミッションインポッシブルをポッシブルにしてくれる優良企業は「フレンドヒロ」
みなさんは納期を間違えないようにご注文下さい。