【楽天マガジンで教材研究】「スマホ脳」完全対策

保健ネタ

こんにちは。ホケンタイイク246です。

今回は楽天マガジンで教材研究ということで、ビジネスパーソン向け雑誌『President(プレジデント)』に掲載されていた記事から生徒指導に活用できそうな記事を紹介したいと思います。

テーマは「スマホの取り扱いを考える」

あらゆる年代でスマートフォン(スマホ)が定着し、誰しもが持つようになりました。スマホを持っていることが前提であるような社会が形成されつつあり、就職試験はスマホなしには進められないという大学生の話を聞いたことがあります。

なくてはならない存在となったスマホは、その多機能さが仇となりスマホから離れられない人があとを断ちません。また、SNSなどの書き込みがエスカレートしトラブルになることもあります。

学校現場ではスマホに対して様々な取り組みがなされていると思います。

  • 持ち込み禁止
  • 授業中の使用禁止

こういったルールを作り、行為に対して指導を行うことが多いのが現状で、リテラシーを高めるような教育はまだまだ不十分であるように思います。

「どうやって教えればいいかわからない」というのが本音で、教師側も困っているのがスマホ問題なのです。

多くの教師を悩ませるスマホの取り扱いについて、危険性と望ましい在り方について勉強していきましょう。

目次

  1. スマホは学習行為に悪影響がある
  2. 人間は気が散りやすい生き物
  3. 増える睡眠障害
  4. 問題への対処

①スマホは学習行為に悪影響がある

人が学習をするとき、その効果を高めるには『集中力』が不可欠である。数学なら数学。漢字なら漢字。いま取り組んでいることに集中できるかどうかが記憶の定着に大きく影響する。

しかし、スマホが手元にあり次から次へと通知が届けば、何分か置きにスマホに気を取られて集中することはできない。なぜなら数学の頭からLINEへの脳のスイッチの切り替えは一瞬だが、LINEから数学へ戻ってきたときには少し遡って思い出しながら再開することになるので数学に100%集中するには数分かかってしまうからである。

このようにスマホの通知で一瞬でも別のことに気を取られるだけで集中力が削がれ、タイムロスが生まれ、時間が経っても進まなかったり、理解度が浅くなる。このような観点からスマホは学習行為に悪影響があると言える。

②人間は気が散りやすい生き物

そもそも、人間は気が散りやすいという。

それは生き残るために必須の能力だったから。狩りをして生活していた時は、周囲の状況を把握できなければ獲物を見つけるどころか、自分が身の危険に晒されてしまう。つまりちょっとした雑音に反応し、判断し、行動することは生き残るために必要な資質であった。

その人間の習性とスマホは非常に相性がいい。相性がいいからこそ離れられない。

多くの人々がスマホに夢中になるのは、本能、欲求を満たしてくれるデバイスだから。しかし、食べたいという欲求をコントロールできずに食べ過ぎて健康を崩す人がいるように、スマホを触りたい欲求をコントロールできなければ学習効果が上がらないだけでなく健康被害に直結することもわかってきている。

③増える睡眠障害

寝る前にスマホを使うと「寝られなくなる」「眠りが浅くなる」ということを聞いたことがある人は多いと思う。それについては以前の記事を参照してもらえるとありがたい。

睡眠の科学と保健・生活指導 – hokentaiiku246.blog

  • 目覚まし
  • 予定
  • 充電

あしたの準備として寝るときのルーティーンにしている人も多いはず。それが枕元にスマホを置くことにつながり「ついついスマホを触ってしまう」というルーティーンを作ってしまっている。

枕元にあるスマホを「触らないようにしよう」とするとどうなるのか。

脳は「スマホを無視する」ことに集中してしまう。

スマホから距離を置きたいときに「スマホのことは忘れよう」と思っても無駄で、「スマホのこと、、、」と思っている時点でスマホのことを考えているからである。よほどの強い別の目的がないと本当の意味でスマホのことは忘れられない。フラれた女の子のことを忘れるには別の女の子に出会うしかないのだ。

そして、ついついスマホを触ってしまうとブルーライトの影響で脳は覚醒し、眠りにくく、その質も悪くなってしまう。

スウェーデンではここ20年で10代で睡眠障害になる人の数が10倍に増えたらしい。若者であればあるほど自制心が効きにくいうえに、幼いころからスマホに慣れ親しんでいれば、本を読むような習慣もついていないため、スマホ以外に時間をつぶすものがないことも関係するだろう。

④問題への対処

 スマホの生みの親であるスティーブ・ジョブズもWindowsを発表しインターネットを普及させたビルゲイツもわが子にはスマホやタブレットを触らせないことで有名だった。

でも、現代でそこまでできる親がどこまでいるだろうか。自分にも自信がない。

 まず、大事になるのはスマホを使う人間が負の側面に自覚的になるということである。あらゆる世界の著名人やトップの人間が「失敗は成功の元」と言うように、なにが失敗につながるかを知ることはとても重要で、スマホにおいても何が良くて何が悪いのか知らずして適切な距離感で使用することは不可能である。

 この記事でいえば「集中力を削ぎ、学習効果を下げてしまう」「スマホは人間の欲求を満たすデバイスであるため、食べ物と同様でコントロールしないといけない」「寝る前にスマホを使用すると睡眠の質が下がる」といったところだろう

メリットはどこにある

 逆にスマホのメリットとはなにか。それも教えないとただの電話となってしまう。先ほど数学を勉強しているときに別の何かに気をとられると集中力を削ぐと書いたが、数学を勉強しているときに数学を調べたりすることができれば大きな武器となる。いまではYouTubeでもいろんな講義が無料で配信されている。そういったものをうまく活用すると自分の力にすることができる。

 また、スポーツの世界でもダルビッシュ有投手はSNSを通じてMLBでの取り組みや問題提起などを行うことで自部自身のパフォーマンス向上や野球界全体の発展につなげている。それについては以下の記事を読んでもらえばわかると思う。

【楽天マガジン】Numberで学ぶダルビッシュの心技体。 – hokentaiiku246.blog

 自分なりに目的をもってスマホを活用すれば、大きな飛躍も可能であることもデメリットとともに伝えたいところである。生徒に必要なのは触らせないことではなく適切な距離感で主体的に活用することである。

生活習慣の改善が健康状態を良くすることは多くの人々に理解されているし、基本的なノウハウも共有されている。スマホにおいても「どのように使うのか」を自分でルールを作り習慣化させることも現代の健康づくりには重要なトピックであるということで、生徒だけでなくまずは大人から取り組み、見本を見せないといけないと思わされる記事であった。

380円なのに本当にいい仕事してくれる楽天マガジン。この記事に添付した2つの記事も楽天マガジンから書いた記事である。このように知識がつながっていくことは楽しくてやめられない。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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