高3のバドミントン#1 授業はじめはゲームはじめ

こんにちは。ホケンタイイク246です。

本年度は高校3年生の「バドミントン」「ソフトボール」と中学3年生の「剣道」を担当することになりました。

はじめのうちはスポーツテストを行い、次第に各競技に取り組んでいきます。きょうはバドミントンの初回の授業を行ったうえでの感触と課題について書いていきたいと思います。

  • 授業の流れ
  • 初回の感触
  • 盛り上がりに欠ける
  • 技術不足について
  • 打開策
  • まとめ

授業の流れ

  1. 集合・出欠・注意事項
  2. 体操、補強運動、ストレッチ
  3. 握りの説明
  4. 直上打ち
  5. 左右の返球
  6. ラリー(ドライブ)
  7. コートの名称とサーブについて説明
  8. シングルスのゲーム

①注意事項

コロナ禍の体育ということで「マスク」についての申し合わせを行った。プレー中は外すことがあっても、それ以外では着用することを確認する。

③握りの確認

バドミントンが上達していくために、正しくラケットを握れているかという要素は外せない。とはいえ、説明だけくどくどしても伝わらないし授業が進まないので「イースタングリップ(包丁の握り)」「ウェスタングリップ(フライパンの握り)」「サムグリップ(親指を立てる握り)」の3種類を確認した。

上達しない、ラリーが続かない、ゲームで勝てないという生徒はウェスタングリップで打とうとしていることが多い。ウェスタングリップで握ると打つ面が常に相手に向くので初心者でも当たりやすい。でも、それは肩から上のシャトルに限った話で、低いシャトルには対応できない。ラリーが続くことでバドミントンの楽しみわかってくるので、はじめは空振りばかりでいいからイースタングリップで取り組んでいこうと説明した。

④直上打ち

これは1人で真上に上げ続ける。サッカーでいうリフティング。これで空振りしなくなれば試合でも空振りは減る。

⑤左右の返球

2人1組になり、投げ手と打ち手に分かれる。投げ手は左右に投げる。それを打ち手が返球するのだが、大事なのは足。ラケットを持っている足を踏み出すことによってシャトルとの距離感を取り、返球する。

大きく左に投げられたら、大きく足を左に踏み出して打つ。小さく右に投げられたら小さく右に踏み出す。いずれの方向であってもラケットを持っている方の足を踏み出すこと。これがなかなか難しい。

中には足が反応せずに手だけで追いかける生徒も少なくない。そこを見逃さずにアドバイスをしていく。全体に説明するだけでなく、体育館をくまなく歩いて個別指導を怠らないようにしたい。

⑥ラリー(ドライブ)

次は2人1組でラリーを行う。なるべく地面と平行で飛んでいくドライブで打つ。でも、はじめは山なりでもいい。とにかくラリーを続けることが重要だ。

⑦コートの名称とサーブについて説明

まずシングルスの試合を成立させるために必要であろう最小限のルールだけ説明する。サイドラインは1本内側。エンドラインは一番外。ここまでは生徒もわかっている。

つづいてサーブの話にうつる。

  1. サービスラインよりネット側に入ってサーブを打ってはならない
  2. ネットより高い位置でサーブを打ってはならない
  3. サーブはエンドライン、サイドライン、サービスラインの内側に入れないといけない。

厳密にいうと偶数点・奇数点で打つ位置が変わり、対角に打つ。エンドラインは1本内側。というルールがあるのだが、とりあえずシングルスを成立させるために大事なポイントだけに絞って説明した。

⑧シングルス

3点マッチでどんどんゲーム数をこなす。

初回の感触

中2の時点でバドミントンをやっていることもあり、ラリーを続けるだけなら問題なくできる。しかし、自分が思っているより盛り上がりに欠けたなという感触だった。

もっと白熱して「大声出したら、飛沫が飛ぶ!!」と注意しなくてはいけないと思っていたのだが、そんな感じはなかった。

何クラスか見ていると盛り上がりが欠ける理由が見えてきた。それは自分の授業が悪いわけでも、生徒に問題があるわけでもない。授業をするにあたって必要なステップだとわかった。

盛り上がりに欠ける

なぜ、バドミントンの試合が盛り上がりに欠けるのか。その要因は3つ。

①制約が多い

②技術不足。そして技術に対してコートが広すぎる。

③待ち時間が多い

一つ目の制約についてだが、マスクを着用しなければいけないとか、コートの外では振ってはいけないとか制約があり、生徒にとっては窮屈に感じる部分があったはずだ。これは、そのうちコートを半面ずつ使ったシングルスやダブルスを行うことで解消されていくはずである。

二つ目の技術不足は仕方ない。ラケットに当てることはできても打つことができない生徒が大半だ。ラリーが続けば続くほどお互いにネットに近づいていき、ミスで終わることが多い。つまり、コートの後ろ半分は使われてない状態なのである。これは次の授業から改善するメニューを入れていきたい。

三つ目の待ち時間が多いというのも、授業を重ねていくうちに解消されるプログラムを組んでいる。初回は、まずゲームをやってみることが大事だったので、仕方がない部分だと思う。

打開策

とりあえずラケットにシャトルを当てることができても、思い切り打ったり、サーブを入れることが難しい様子だ。その打開策を考えていきたい。

サーブ、壁当ての練習場所を作る

シングルスのゲームをしているときに、スペースに余裕があるところでサーブの練習場所、壁当ての練習場所にする。

そうすれば試合中のミスの原因である「サーブ」「バックハンド」のミスを減らすことができる。

基礎打ちとしてクリアを入れる

とにかくコートの後方をつかえない生徒が多い。その部分に課題を持たせて取り組ませることは重要だと思う。ゲーム前の基礎打ちでクリアの練習を必ず入れたいと思う。

まとめ

バドミントンの授業を行う上で一番大事なのは「ゲーム中心であること」である。

バドミントンとはバドミントのゲームのことを指す。つまりゲームから始めるのがいい。ゲームを成立させるために最低限のことをやったら、とにかくゲームをさせる。そこでうまくいかないからこそ練習に意味を見出せるのである。

実践は多くのことを教えてくれる。「どうすればもっとうまくなるのか」という問いを実践の中で探し、練習で取り組んでほしい。

実践と練習のバランスを常に意識しながら授業を進めていきたい。

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