令和のソフトボールの授業 ベースとなる考え 

こんにちは。ホケンタイイク246です。

本年度は高校3年生のソフトボールを担当することになりました。

みなさんは、学校で行われるソフトボールの授業にどのようなイメージを持っているでしょうか。ぼくはいいイメージを持っていません。打者の打球は飛ばず、前に飛べばエラー連発。捕手を誰がやるか揉めたり、投手のストライクが入らずテンポが悪い。野球経験者はマン振りして、相手のスキを突いた走塁でドヤ顔。正直、「素人相手にドヤ顔するなよ」と中高生の時から思ってました。

ベースボール型のスポーツは、正式ルールでゲームを成立させるのは結構難しい。投げることや打つことは、簡単に習得できる技術ではありません。ましてや、「打球を捕り、一塁へ送球し、一塁手が捕る。」それを打者走者が一塁を駆け抜ける前に完了させるのは至難の業です。それができたとしてもやっと1アウト。チェンジになるには3アウト必要です。ある程度の基礎技術を持った生徒が内野を固めないとゲームが成立しにくいのが現実です。

いまの時代、遊びの中で基礎的な技術を身につけることは困難になっています。日本にある公園はどこも「球技禁止」の看板があり、ちょっとボールで遊ぼうものなら近所の球技警察に注意される始末。球技ができない公園で何をすればいいのか。多くの子ども達がゲームに夢中になるのはムリもありません。そういう状況で、ある程度守れる生徒が両チームにいることを前提にするのは難しいと考えるのが自然です。

また、ゼロ年代に入り地上波でのプロ野球中継が減りました。それでもサンテレビで阪神を追いかけるようなファンはいるのですが、大半が親からの影響。野球を知らない親から新規ファンを獲得することは少ない印象があります。野球中継を通してルールや打席での振る舞いや、いいイメージをインプットすることがなくなりつつあり、「どう動いていいかわからない」という生徒がちらほらいます。

このような状況で、すこし練習をしてただ単純に試合を続けていいものか。ソフトボールとはそういうものだ。というのは簡単ですが、それはそのまま「ベースボール型のスポーツは面白くない」と教えているような気分になります。これまでは野球中継やいろんな場所での野球遊びが盛んに行われるという野球人気の下支えもあって、雑なプログラムでも成立していたソフトボールの授業も、これからは基本的な動きが身についているわけでもなく、ルールもわからず、イメージももたない生徒が増えることが予想されるため、てこ入れをしていかないといけません。

そんな中でどのようなプログラム、指導案を作る必要があるのでしょうか。

授業の中で「野球遊び」をさせる。

これに尽きると思います。ヒントはどこにあるのでしょうか。自分は、今は大人となった「かつての小学生」が握っていると思っています。彼らはその場で集まった人数と与えられた立地に合わせて巧みにルールを作り、野球遊びをしてきました。「野球という原型」を崩さずにアドリブでゲームを成立させる発想の柔軟性を現代のソフトボールの授業に持ち込みたいと思っています。

正式ルールに囚われず、簡易ルールでのゲームから始めて正式ルールにたどり着く。その上で、最終的には任意で集まったグループで自分たちのきめたルールで安全に楽しくベースボール型のゲームを成立させることができる。そんな授業をしたいと考えています。

その発想でマインドマップを作りました。大きく分けて「基礎」「ゲーム」「進め方」の3つになります。

この詳しい内容は別の記事で説明したいと思います。

とにかく、教師は選択肢を与え、自分たちで選んだルールで楽しむことができるようにしていきたいと思っています。それが、大人になっても「ちょっとキャッチボールしようか」「ちょっと投げるから打ってみよう」「バッセン行ってみよう」という生徒を増やすことにつながるように思います。

実際にやってみてどうなるか。自分自身も試行錯誤しながら取り組んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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