LGBTQを受け入れる社会があるらしい

保健ネタ

こんにちは。ホケンタイイク246です。

楽天マガジンでクーリエジャポンがLGBTQの特集を組んでいました。

女性の社会進出すら思うように進まない日本ではLBGTQに対しても感度が鈍い。だからこそ、教師が生徒に対して教育をおこなうべきで、保健の授業で積極的に取り組んできました。

今回のクーリエジャポンは本当に読み応えのある記事ばかりで、さらっと読めるものはありません。一つの記事を1週間考える価値のあるものばかり。

その中でトランスジェンダーであることをカミングアウトした15歳のトランスジェンダーについて書かれた記事を取り上げていきたいと思います。

目次

  1. カミングアウト前
  2. カミングアウト後
  3. アメリカ・セントルイスの体制
  4. 日本の学校が取り組むこと

カミングアウト前

  • 自分の体に違和感をもっていた
  • 授業などで人の体についているときに違和感を感じた
  • 髭がはえてくると落ち込んで引きこもってしまった
  • 自分がトランスジェンダーだと自覚し、それをカミングアウトするまでに1年間かかった。
  • YouTubeなどで「カミングアウトする方法」などを見たりした

最近になって、「ココロの性」と「カラダの性」は必ずしも一致しないということは多くの人に知られている。

マツコ・デラックスが毎日のようにテレビ出演し、多くの人に受け入れられていることからもLGBTQに対する反応は以前とは違い、良い方向に進んでいるのではないかと思う。

しかし、それはテレビ画面の向こう側の話であって、自分の家族や友人、そして自分自身となった場合はどうだろうか。

建前ではLGBTQを受け入れる発言をしていても、本音の部分では「男はこうあるべき」「LGBTQなんて」という思考があるのではないか。

当事者は、そこに恐れを抱く。「親が受け入れてくれなかったらどうしよう」「学校生活はどうなるのだろうか」と怖くなる。だからカミングアウトに1年かかったのだと思う。

カミングアウト後

親は子どもを受け入れて、具体的な行動を起こす。

  • 内分泌科→話し合いの末、エストロゲン投与
  • セラピスト→カウンセリング
  • 服の購入→ワンピースやスカートなど
  • 学校→人称代名詞、女子トイレの使用許可

あっという間に彼女の取り巻く環境が整えられていった。

親がすぐ動いてくれる。行く先々で自分を受け入れてくれる。だからこそ安心感がわく。

彼女はイキイキと学校に行くようになり、楽しい学校生活をおくることができるようになった。

このような親や学校が日本にはあるだろうか。

アメリカ・セントルイスの体制

LGBTQを受け入れる体制が整っているアメリカ・セントルイス

  1. 具体的に策を講じる手段がある
  2. LGBTQを人びとが受け入れている

この2つが揃ってないと安心して生活することはできないだろう。

なぜなら、いくら言葉で受け入れるといっても社会的に受け入れる体制が整っていなければ、社会から排除された存在として辛い生活を強いられることになる。

また、社会的に受け入れる体制があっても人が「あっち側の人間」としてマイノリティを排除しているうちは安心して生活できない。

この記事を読む限り、学校や病院と親子が揉めたような様子はない。現実を受け入れ、具体的にどうしていくべきかを話し合っている。

そして、大人たちが自然と当然のように対処するので、子ども達にもそれが伝わったことで彼女は自然と登校することができたのではないだろうか。

※そんな彼女もロックダウンでオンライン授業に切り替わったときに、あらたな問題にぶち当たる。それがこの記事の肝になっているので、楽天マガジンや雑誌を購入して読んでみてください。

日本の学校が取り組むこと

ここまでで、アメリカ・セントルイスと日本の現状は大きく異なることがわかる。

日本は具体的に策を講じることで、環境や雰囲気を変えていかないといけない。

まずは生徒たちを縛る「校則」からだろう。

日本の学校は制服を採用していることが多い。

校則にも「男子はこうする」「女子はこれ」と身体的性別によって規定されてしまう。

その環境で過ごす子どもたちは無自覚的に「男子はこうあるべき」「女子はこうだ」と刷り込まれていく。

指導が丁寧であればあるほどその傾向は強くなるだろう。

校則や服装は中性的なものに変えていく必要である。

性別でなく「人であるなら、こうすべき」「本校生徒であればコレを守る」という具合に。

皆さんは無印良品が中性的な取り組みをしているのをご存じだろうか。

https://www.muji.com/jp/mujilabo/

それは日本では先進的だけど、場所によっては当たり前。それがスタンダードな世界は存在している。

考えるべきは、これからの世界を生きる子供たちにどのような世界を残していくべきかということ。

自分の指導のしやすさなんてのはいらない。

「LGBTQを受け入れる。」と言いながら、身体的特徴で服を規定する。つまり学校が『本音と建て前』で動いているので、それを生徒が受け取っていく。これは教育的によくないと思う。

そんなことをぼんやり考えながら、生活指導の会議に参加している。

自分はなにができるのか。すこしでも前に進めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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