【オンラインでの体育】探し物競争

こんにちは。ホケンタイイク246です。

緊急事態宣言や感染症の陽性者が出たことにより、休校措置がとられリモートでの授業が行われている学校があるかと思います。

勤務校の諸事情により「オンライン授業の短期的な再開」と「体育の授業をオンラインで行う」ということが決まりました。今回は50分の中でいかにして体育をしていくか、どのように取り組んでいくか、考えたことを書いていきたいと思います。

昨年のリモートでの授業や、基本的な考え方はこちらの記事に書いています。

ざっくりまとめると「体育の授業は学校じゃないとできない」なんてことはないということ。

  1. 生徒がデバイスを持っている(iPadやスマホ、パソコン)
  2. 教員と生徒がつながるプラットホーム(Googleclassroomやクラッシー、ロイロノートなど)がある

この条件がそろえば、教師に見られていなくても運動を管理し、成果を出すことは可能です。

つまり、学校にICTの環境が整えば体育の可能性はより広がっていくということです。

今までは、家で一人でできることでもすべて授業で行っていたのですが、筋トレやランニング、ちょっとした動きづくりをデータで管理することができれば、授業ではそれ以外のことを行うことができます。

持久走をランニングにする

わたしはここ2年程、持久走はランニングアプリで計測した記録のデータを送信することをメインにして授業で走る回数を半分に減らしました。その分、サッカーなどほかの種目に取り組むようにしています。

生徒は「持久走の代わりにサッカーがあるならいいか」という発想で取り組んでいるかもしれませんが、家で走らせることにはメリットがいくつかあります。

①生活の一部に走る時間をつくる

体育の目標は「生涯をつうじて豊かなスポーツライフを送る」ことができる人材を育成することです。

※決して「集団行動ができる」「空気が読める人間になる」ことではありません。

学校を卒業し、大学生や社会人になってからも“体育の授業がなくても”運動をする人を増やしたい。

そうなれば、「自分で運動する時間・運動量・運動種目」を自分で決めて、実行する体験を積ませておくことが教育として必要だといえます。

それは、いままでの環境では無理だったかもしれませんが、ICTの環境が整えば可能だということです。

②心身ともに健康になる

体育以外の時間で運動するわけですから、体力がつきます。

また、運動をすること自体がメンタルヘルスの作用があります。

勉強や人間関係のストレスから離れ、運動することにコミットすることが心の健康につながります。

また、そのようなことを教えることも教育としてとても重要です。

③自分の街を知る

いつも行き来し、生活をしている街であっても「時間帯」「通る道を一本変える」だけで感じ方はまったく異なります。

「この時間のこの公園は凄い気持ちいい」

「こんなところに本屋があったとは」

このような新しい発見をすることは、学校で校庭をぐるぐる回るランニングとは違う楽しみがあると言っていいでしょう。

そのような意味で、校庭での持久走ではなく自分の街をランニングすることを生徒に体験させてきました。

50分の体育の授業をオンラインでおこなう

ここまで「ICTによって体育の可能性が広がったこと」「ICTを使ったランニング」について話をしてきたのですが、50分のオンrナイン授業でどのように取り組んでいくか考えたことを書いていきたいと思います。

周囲の先生のやり方

同僚の先生方はどのように行うかを聞いてみたところ、大きく2つに絞られました

  1. エアロビクス型
  2. 講義型

エアロビクス型とは教師が見本を示すか画面共有でYouTubeでのエクササイズを流しつつ、生徒は同じ動きをマネする方法です。

これだと、普段の学校での授業とあまり変化なく行うことができます。

しかし、普段やっていることをオンラインで行うことがいいかもわからないですし、住居環境も個人で異なるため激しく動くことができない生徒もいるかと思います。

そのあたりを「仕方ない」として割り切れば問題ないかもしれません。

講義型は「体育理論」を教えるということです。

ただでさえ、画面を常に見ながら勉強しているのに体育も同じようなことをして、生徒の心身はストレスフルにならないか心配になるのですが、そのあたりを「仕方ない」と割り切れば問題ないかもしれません。

その2つとは違う授業ができないか。それをずっと考えています。

ポイントは以下

  1. 出欠を最初と最後にとる
  2. それぞれが自分のペースで取り組む
  3. その授業での成果がわかる

この3つをクリアできる何かを探してモヤモヤしながら、オンラインサロンの配信を見ていたらヒントになるものを見つけました。

それを授業に応用したものがこちらです。

【探し物競争】

  • ランニングアプリを起動させて3キロ走る
  • お題に沿った写真を撮る
  • 授業終了10分前までにランニングデータと写真を送信する
  • 最後に出欠確認

この方法であれば「出欠確認」できて、「それぞれの環境に応じた取り組み」ができて、「その授業での成果がハッキリ」出て、「体力向上」と「自分の街の再発見」も可能ではないか。

「雨の日はどうするねん」と言われそうですが、ウォーキングで1.5キロにするのも可能ですね。

「お題はどんなものですか」ということなんですが『一方通行の標識』『春の名残があるモノ』『昔からずっと使われているであろう公共のモノ』など7~10個ぐらい考えたいと思います。

最後に

とにかく「みんな一斉に同じ動きをする」ことを是とした授業をなるべくなくしたい。

学校の授業は40人が一斉に取り組むこともあり集団行動は安全管理のためにも重要です。

しかし、オンラインでの授業においては考える必要のないことです。

オンラインだからこそできることを考えて取り組んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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