【ソフトボール】ど素人でも打たせることができる打撃指導

体育

こんにちは。ホケンタイイク246です。

いま高校3年生のソフトボールの授業をしています。

授業はキャッチボール、ノック、ティーボールと続き、試合に入っています。

試合を始めてみるとやはり「打てる/外野まで飛ばせる」生徒と「打てない/当たっても内野ゴロ」の生徒と分かれます。

両者の違いはどこにあるのか。

それは「バットの遠心力を使えているかどうか」の違いです。

このポイントさえ押さえておけば、タイミングを合わせることもコース対応も簡単になります。むしろ、そのポイントを押さえていないとタイミングも合わないし、空振りしてしまう。

ある程度試合をした後に「もっと打撃を良くしたい人」を集め、バットの使い方を5分くらい教えるとみんな見違えるスイングをします。遠心力が使えるようになるので、6の力で振って10の打球が飛ぶようになる。10の力で振っても2とか3の打球しか飛ばなかったので、この変化に打った本人が1番驚きます。「打てるかもしれない。」「少なくとも理屈はわかった」という状態で打席に立つことができるため、授業への積極性が増します。

今回は、どんな生徒でも理解し、実践できる「バットの使い方」について書いていきたいと思います。

目次

  1. なぜ打てないのか/遠心力が使えないスイング
  2. なぜ打てるのか/遠心力が使えるスイング
  3. その他のポイント

なぜ打てないのか/遠心力が使えないスイング

当たってもせいぜい内野ゴロのスイングの特徴は3つある

バットの芯が体から離れると、回転してもバットが加速しない。

回転してもバットが加速しないので、回転ではなく押し出すことでバットを投手方向に出そうとする。

そのため、頭や体が前に突っ込んだ形で打ちに行くことになる。

さらに、前に強引にバットを出そうとしても出てこないものだ(おそらく握力90ぐらいいると思う)。

バットが出ないので体を開いて無理やりバットの芯を出すことになる。

結果的に大根切りのような打ち方になり、当たっても内野ゴロしか飛ばなくなる。

これを修正するには何が必要なのだろうか。授業だけで解決できるのだろうか。僕の考えでは可能だと思っている。

なぜ打てるのか/遠心力が使えるスイング

打撃修正のポイントは一つ

「スタート地点(構え)とゴール地点(スイング後)でバットの芯が体の中心にあるようにする」

これだけである。その間にあるバットが動いている部分をあれこれ言わないことがポイントだ。

スタートとゴールでバットの芯がどこにあればいいか分かれば、大きく間違ったスイングにはならない。

試しに、バットの芯を後頭部に合わせた形で構えさせてみてほしい。おそらくほとんどの生徒が「打てそうな構え」になっているはずだ。

「どう?打てそうになってない?」と周囲の生徒に聞いて「全然違います。経験者っぽいです」と反応があれば、その生徒は乗り気になる。

そこからスイングを確認すれば素振りは完了である。

バットの芯を意識した素振り、体は回転させない。意識するのはスタートとゴールの芯の位置。

あとは軽く前からボールを投げていい感触を掴ませてあげれば完璧だ。

ちなみに、その時のコツは素振りの時に「どの辺を振っているか」を見抜くことができれば、その辺りにボールを投げてあげればポンポン打てるようになる。

(それでも空振りを繰り返す生徒はボールと自分の距離感を掴めてない生徒なので置きティーなどで打たせる練習が有効だったりする)

その他のポイント

基本的に野球は上半身で行うもの

野球は手でボールやバットを扱う。最優先で取り組むべきなのは上半身の扱い方だ。

下半身の動きはそのあと。バッティングもスローイングも上半身の動きをまずは練習すべきなのである。

タイミング

それまで押し出して打っていた生徒は、「ボールが投げられた瞬間に前に突っ込んでいく」という癖がある。

それを指導する側が指摘し、「投げられてからタイミングをとって回転する」ということをさせる必要がある。

マンツーマンで10級程度投げたら多くの生徒は感覚を掴んでくれている。

ミート力

スイングがよくなっても空振りを繰り返す生徒がいる。それも想定内である。

そのような生徒は振り始めたときに自分が思った位置よりも下を振っている状態だ。

パワプロでミートカーソルを合わせてボタンを押しても、実際のバットがミートカーソルより下を振っている。

それでは当たるはずはない。

処方箋として「地面と平行でバットを振ろう」と声をかけている。

これで高めのボールであれば当たる可能性がぐんと上がる。

最後に

ソフトボールの試合で打てたらこれほど楽しいものはない。

打つのは難しくて、自分にはムリだと諦めている生徒も多いし、内野ゴロ連発でつまらないなと思っている生徒もいる。

それをシンプルな方法で、「打てるかもしれない」と思わせる指導ができればと思っている。

バッティングは難しい。僕も野球をやってきた人間なのでよくわかる。

でも、基本があって原理原則を掴めばある程度打てるとも思っている。

将来、暇があったらバッティングセンターに通うような生徒が少しでも増えてほしいとおもって授業を頑張っていきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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