iPadで授業の質を高める

体育

僕は数年前から、陸上競技と器械体操の授業では必ずiPadを使うようにしている。

iPadの活用法はいろいろあるのだが、僕が積極的に活用する理由は「待ち時間を確認する時間に変える」という目的のためだ。

学校の施設を利用して体育を行う場合、道具や備品は必要最低限の場合が多い。勤務校の場合、走り幅跳びをしようとしても2レーンまでしか取れない。跳び箱も2レーンしか作れない。こうなると跳ぶ時間よりも待ち時間が圧倒的に多くなる。

改善の方法として、「種目を増やす」ことで人数を分散させる方法がある。走り幅跳びと同時に鉄棒をしたり、跳び箱と同時にマット運動をすることで一つの種目に取り組む人数を減らすことができる。でも、それは生徒の運動量を増やすことができても、運動の質を高めることにつながるとは限らない。つまり練習をすることによって「できないことができるようになる」という体験につながる確率は高くならない。量は増やせても質をどう高めるかが課題はのこったままである。

そこでiPadを活用する。

クラスを8グループに分けて、iPadを一台もたせる。そして、2種目を4グループずつに別れてグループワークに取り組む。

  1. 競技に取り組む=撮影
  2. 撮影したものをチェック=レポート用紙に記入
  3. 2種目目の競技に取り組む=撮影
  4. 撮影したものをチェック=レポート用紙に記入
  5. 残り時間は好きな種目に挑戦=各自の課題に取り組む

こうすることで、自分の動きの確認と課題を発見できる。最後に自分の課題を理解した上で競技に取り組むことができるので練習の質の向上につながる。「質を高める」ためには本人がやるべきことを理解させる必要があります。そのためには自分の動きを見せるのがいいでしょう。

また、撮影しているグループと確認しているグループがうまく連動すれば待ち時間がほとんど発生せずにスムーズに回転していく。待ち時間が少ないということは、生徒も余計な遊びをすることも少なくなる。生徒にとっても教師にとってもいい取り組みかと思っています。

なんでもICTを活用すればいいとは思いませんが、スキマ時間を有効活用して授業の量と質が向上できるような仕組みを作れれば積極的に活用すべきですね。これからも色んな可能性を模索しつつ取り組んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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