高3 バドミントンの試験

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こんにちは。ホケンタイイク246です。

7月に入り、2021年度1学期の終わりが見えてきました。

授業ではテストを一通り終えてゲーム三昧の授業が展開されています。

成績は基本的にテストに重きを置き、ゲームの勝敗は問いません。あくまで授業内で練習したことが「できるようになっているのか」を測ることにしています。

そうでなければ、運動に自信のない子は意欲を失ってしまいますからね。

では、どのようなテストをしたのか紹介していきたいと思います。

①投げられたシャトルを返球する

一つ目のテストは教師が投げたシャトルを返球するというものです。

  • 教師はショートサービスラインに立ち、生徒はロングサービスライン(シングルス)に立つ
バドミントンのコート
  • 教師は生徒の左上、右上、左前、右前、正面前の順で投げる
  • 5本のうち、一歩も動かずに教師が捕れる範囲に返球できた本数が成績となる。

(腰より下への返球は捕れたとしても失敗)

所要時間は1分以内

試合をしているコートを教師が回っていきます。

スポーツでは基本的な運動能力の差が結果に直結することが多くあるのですが、このテストの場合は筋力や瞬発力などはあまり必要としません。

  1. フライパン持ちではなく包丁の握りでラケットを持つ。
  2. ラケットを振るときはワイパーの動き(内旋と外旋の動き)を使う。
  3. シャトルに対して打ちやすい距離感になるように踏み出す足の距離感を調整する。

このような3つの要素が求められます。

そのための練習は他の記事に紹介している通りです。

授業では必ず1人で直上で打つ練習を行っているので、コツコツ練習を続けて感覚を掴めるかどうか。

これさえできれば、ゲームでラリーができるようになります。

ラリーができるようになれば自然と打つ回数も増えるので技術向上が飛躍的に加速します。

1学期の練習の成果はどれほどなのか。

結果と傾向

平均 3.7 回   (0回 2人

傾向

  • 5回の生徒  フォアもバックハンドも打てる
  • 4〜3回の生徒 フォアハンドは上下とも打てるが、バックハンドが苦手
  • 1〜2回の生徒 フォアハンドの上か下どちらかが苦手、バックハンドは苦手
  • 0回の生徒 全部苦手

ほとんどの生徒が4回または3回といった感じ。

思ったよりも上達している。直上打ちの成果が出ているように思う。

試験を通して感じたこと

①バックハンドができる割合を増やすための練習を考える

これまではバックハンドとフォアハンド、上と下のミックスした練習が多かったが、「バックハンドだけ」「下だけ」など制限をしてポイントを掴む時間を作る方が結果的に全体のレベルが上がる可能性があるかもしれない。

②テスト内容ができれば十分

ゲームを楽しむために最低限身につけないといけない技術が、この試験に詰まっていると確信できた。どんなにパワーやスピードがあっても、シャトルに対して正しい角度でラケットを当てることができんばければ相手の得点になる。また、パワーやスピードがなくても基本的な技術があればラリーが十分できる。

まず授業で教師が教えるポイントはこれだと確信できた。

③できなくても楽しい授業

試験で芳しくなかった生徒も、皆が積極的にゲームに参加してバドミントンを楽しんでいる様子がみられた。それは「勝ち負けが成績に直結しないこと」で不必要に勝ち負けに執着させずバドミントンそのものを楽しむ雰囲気を作ったこと。それと「毎回リーグ戦のメンバーが変わること」で上手い組と下手組などがわかりにくいようにしたこと。この2つがポイントだったのではないかと思う。

1学期のバドミントンを終えて

学校の先生は生徒を評価し成績をつけなければいけない。

でも、もっと大事なことは「運動は楽しい」と生徒に実感してもらうことだ。そのためには工夫がいる。ただ人気のあるスポーツをゲームだけさせていればいいわけではない。そんなことをすれば猿山同様、ヒエラルキーができ上がって「できる生徒だけの授業」になってしまう。

そうならないように、言葉遣いやチーム分けや時間と空間の使い方などを工夫し調整し続けることが求められる。中高生ともなれば全て教師が引っ張って授業を行うわけではないため『設定』こそが重要になる。どう入力したら、どう反応して、どのような結果になるのかを予想して授業作りを行う必要がある。授業作りとクラス名簿との睨めっこはこれからも続くに違いない。

「高3だから適当にやらしておけばなんとかなる」なんてことはない。手を離す時期だからこそ、目は離してはいけない。生徒の言葉や目つき、反応に気を配り修正を繰り返すことが求められる。

静観しているようで、していない。油断させておいて本音を吸い上げる。そんなテクニックが必要だとしみじみ感じた。

2学期はダブルスだ。生徒はダブルスをやりたいとは別に思っていない。そんな生徒相手にダレないスピード感とわかりやすさでダブルスを教えることがミッション。本当にできるのか。わからんけれど、やれるだけやろうと思っている。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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