調査書作成はAIが取って代わられるべき

こんにちは。ホケンタイイク246です。

高校3年生の担任として夏休みに調査書を作成しています。

調査書とは「この子は、このような特徴を持った生徒ですよ」という内容が書かれたもので、受験する大学に提出するのもです。

その調査書を大学側がどのように使用しているかは高校教師としてはブラックボックスであり、面接がないタイプの受験をする生徒に関してはほとんど意味がないのではないかという意見もあります。

そんな愚痴が思わず出てしまうほど、調査書作成は大変です。

40人ほどの生徒の人格や取得資格、行動記録を正確に間違いがないように書かなくてはいけないため、適当には作れません。しかも、1年生から3年生までそれぞれの学年で何をしていたのかを書かなくてはならず、それを高3の担任がすべて書くのは困難を極めるのです。

取得した資格や活動の記録を間違いなく書くために過去の所見などを引っ張り出し、一人ずつ入力していきます。

また、生徒の特性などを記入する欄は事前に生徒に対して「自分の特徴や性格」「学習でとくに取り組んだこと」などアンケートをとっていて、チェックした項目をもとに文章を作成していきます。

この作業に対して1人ずつ言葉を紡ぎ、心を込めて取り組む。なんてことは僕にはできませんでした。

スタンプを作り、その生徒の特性に合わせてスタンプを押しただけです。

もうスタンプ作りがすべてのようなものです。

『創意工夫』をチェックした生徒は全員が「困難な状況であっても創意工夫する姿が見られた」ことになっているし、

クラブ活動をした生徒は1年で基礎的な練習をサボらず取り組んで、2年では後輩の育成に尽力している。

そんな生徒だらけであれば教師がどれだけ楽なことか。

ちょっと面倒くさくなったらサボるから担任は三者面談をしないといけないし、

基礎練を疎かにするから試合では力勝負ではなく凡ミスで負ける。

自己矛盾で引き裂かれそうになるのですが、それができてこそ高3の担任なのです。

今後はAIに取って代わられるべき

この調査書作成は高3の担任がイチから作るのではなく、最終チェックだけにしてほしい。

クラブのことは顧問。

高1のことは高1の担任が高1の時に作る。

資格取得に関しては、一覧表を持っている担当者が入力。

これが筋だと思う。

特に生徒の特性については文科省がAIを作って「自分の特徴や性格」「学習でとくに取り組んだこと」 を生徒がチェックすれば、自動的に文章が作成できるようにしてほしい。

大学の合否を担任の文章で決めることはよろしくない。

いや、そうならないようにテストの点数や面接や小論文で決めているのが実際のところだろう。

だからこそ、調査書は担任に任せずに国で統一したフォームで作成してほしい。

最後に

「なんのために、調査書を作っているんだろう」

右クリックを繰り返しながら、そんな徒労感に襲われる。

実態とは違うとは言えないものの、かなりの脚色がされたものを作成するのは精神的に辛い。

しかも、スタンプがある程度できてしまえば後半戦はスタンプを選んで押すだけだ。

この作業を進めるだけのために1日2~3時間とられるのもキツイ。

この調査書がAIに代用され、別のことに集中できる日が来ることを願うばかりである。

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