おはようございます。ホケンタイイク246です。
今朝、ツイッターのタイムラインに京都大学サッカー部の部員ブログが話題になっていました。
ブログを読ませて頂き、内容に完全同意しました。当事者意識をもって取り組むこと、自分の立場でできることを模索し本気で取り組む。それが間接的であってもチームの力となり勝利に貢献することができる。その勝利はチームの勝利であり私の勝利でもある。その通りです。なにも言うことはありません。
でも、なんだか引っかかります。
「これ、おにぎり握った女子マネージャーと何が違うのだろう?」という疑問です。
https://diamond.jp/articles/-/57793
春日部共栄野球部では、体力強化のために練習中におにぎり5個を食べるということで、女子マネージャーが握っていたことが話題となり、大論争となりました。
そのときの世間のムードとしては「賛成派は女性を下に見ていて、男性をサポートするものだと考えている」という女性蔑視のムードであったように思います。おそらく生徒自身が握るか、保護者が握ったものであれば文句はなかったのでしょう。
京都大学サッカー部のマネージャーも春日部共栄の野球部マネージャーもチームの勝利を「当事者」の意識をもって取り組んでいることは同じです。
でも、好意的に受け入れられている人もいれば、非難される人もいる。
この差はどこにあるのでしょうか。
端的に「多くの人の目に触れているかどうか」でしかない。
この2人に違いはありません。素晴らしいの一言です。
しかし、「全員に好意的に受け取ってもらえる人はいない」というのが世界の真実。
1万人に読んでもらうのか、1000万人に読んでもらうのかで批判される確率は大きく変化する。
それに好意的な意見より批判の方が拡散力が高い。正論の顔したお節介でしかないのだが、「女性蔑視だーー!!」と言えば批判されずに良い人面できるので、どんどん批判が膨れ上がっていったように思います。
- ブログと新聞社の記事の影響力の違い
- 大学サッカーと甲子園の注目度の違い
この2点が拡散力に差を生み、賛否の違いになっていたのではないかとおもいます。
正直うんざりするのですが、そんな社会を変えるのも教育のひとつ。
- 自分で考えて「自主的に行動する」こと。
- 安易に人を非難しない。考えて発信する。
外野の声ではなく、自分がやりたいことを考えて全力で取り組む人生にしてほしい。
どの場所であっても、自分が本気を出せることがなによりも素晴らしい。
そんなことを伝えていけらいいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日からも生徒のために汗をかきましょう!!