運動神経がいい生徒の特徴

こんにちは。ホケンタイイク246です。

きょうは「運動神経がいい生徒の特徴」について話をしたいとおもいます。

運動というのは端的に言うと「軸の移動」です。

軸をとって体を安定させ、軸を移動することで動きが生まれる。

言ってることが少しわかりづらいですね。

赤ちゃんを例にして考えてみましょう。

ハイハイから歩くまでのプロセス

ハイハイができる赤ちゃんが大人をマネして「歩きたい」と考えたときに、まず何をしないといけないでしょうか。

まず「立つ」ということができなければ「歩く」ことはできません。

くるぶし・ひざ・骨盤・腰骨・頭が地面に対して垂直の状態で軸をとることが前提となります。

そのため、つかまり立ちから始まり徐々に「立つ=軸をとる」ことを覚えていきます。

そして、立つことができるようになったとしましょう。

そこから「歩く」ためには、せっかく作った軸を崩さなくてはいけません。

両足で踏ん張ってバランスをとっていたものを、体を前に倒します。

そのままでは倒れてしまうので、片方の足をだして軸をとります。これで一歩目。

さらに体を前に倒して、今度はさっきとは反対側の足を出すことで軸をとります。これが二歩目。

赤ちゃんにとっては両足でやっと軸が取れるようになった段階で、片足で軸をとること、リズムよく行うことは難しい。だから、はじめのうちは何度もこけてしまうのですね。

それでも、徐々に慣れていくことで「歩く」ことが可能になります。

このように運動というのは「軸 (バランス) をとる⇔軸を崩す(移す)」のくり返しなのです。

どの動きも考え方は一緒

ですから、運動に取り組むときに「どこで軸(バランス)をとるか」「いかに軸を崩して、また軸をとるか」を考えることが近道だったりします。

これは倒立の前段階で行う「カエル」という動きです。(他の名前があるかもしれません)

この動きも 「軸(バランス)をとる⇔軸を崩す(移す)」のくり返しに他なりません。

  1. はじめはしゃがんで、両方の股関節で軸(バランス)をとる
  2. 手を前に着きながら軸を大きく移動させる
  3. 手首・肩・骨盤が地面に対して垂直することで軸(バランス)をとる

このようにバランスをとる位置を股関節から肩へダイナミックに動きながら入れ替えているのです。

そもそも肩で軸をとることに慣れていなければ「壁倒立」などで慣れることが大事です。

赤ちゃんが「つかまり立ち」からはじまるのと同じですね。

スタート地点とゴール地点での軸(バランス)のとり方ができるようになってから、軸を崩す(移す)段階に移行するのがいいでしょう。

軸(バランス)をとるのがうまいかどうか

話を表題の「運動神経がいい生徒の特徴」に戻ります。

スポーツをやらせて何でもできる生徒は「軸(バランス)を取る」ことがうまいです。

軸が取れてないのに筋力でカバーする生徒は、専門的に取り組んでいる競技以外は上手にできない。

軸が取れず、カバーする筋力のない生徒はなす術がない。。

まずは軸(バランス)が取れるようにしてあげることが指導の第一歩のように思います。

バランスがとれれば入れ替えのスピードを上げたり、大きく動いたりすことでスピードやパワーをコントロールしていけばいいのです。

捻り(ひねり)動作は軸があってこそ

それができなければ、投げる・蹴る・打つなどの複雑な動作もできるようになりません。

これは僕のピッチングフォームなのですが、上記の通り投げるという動作は軸をかなり意識して行います。

  1. 右足で軸をとる
  2. 横向きを維持しながら勢いをつけて軸を移す
  3. 左足で勢いと体重を受け止めて軸を作る
  4. 左足の軸を視点に回転する

投げる動作は、右から左に体重移動しながら勢いをつけたりひねったりするのです。

これはバドミントンでスマッシュを打つときもサッカーでシュートを打つときも考え方は一緒です。

「すごいボールを投げたい」

「スマッシュ打ちたい」

「シュートを決めたい」

そのためにはいろんな体勢で軸(バランス)が取れるようにしておくことが大事です。

片足で立てますか?

そのまま軽くジャンプしてもバランスは崩れませんか?

両足で同じことができますか?

これって「縄跳び」「ケンケン、パ」「馬とび」をしてると自然にできるようになったりします。

なので体育教師としては、いかにもトレーニングというメニューよりも遊びの要素があるメニューで軸が取れるようになるように授業を設計していきたいと考えています。

軸が取れて、リズムよく動けるようになると体を動かすことが楽しくなります。

その体験を授業の中で味わってもらうべく、これからも精進あるのみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日からも生徒のために汗をかきましょう!!

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