『素直ないい子』でいいのか

こんにちは。ホケンタイイク246です。

今回は「素直ないい子でいいのか」という話をしたいと思います。

いまテレビでは甲子園で高校野球の全国大会が行われています。緊急事態宣言中であるため賛否両論があるわけですが、そこについては触れません。

小学校の時から野球をしてきたこともあり高校野球が始まれば自然とチャンネルを合わせてしまいます。

試合を見ていると自分の中で野球熱が高まってしまい、試合が終わってからもネット記事を追いかけたり雑誌や漫画を読んだりと野球のことばっかり考えてしまいます。(オリンピック期間はスケボーと器械体操に熱中していました)

そんな中で、久々に手にとった『ラストイニング』という野球漫画があります。これが面白い。


主人公は監督。チームを改革しながら甲子園を目指すというストーリーになっています。

その15巻で次に対戦する強豪校の元監督と話をするシーンがあります。

その元監督は過去と現在の高校野球の違いについてついて行くことが出来ず監督を退いたのですが、そのセリフからさまざまなことを考えさせられます。

それは「今と昔の生徒の違い」についてです。

勝ち負けか、のびのびか

「自由にやらせてみてわかったわ。素直ないい子ってのは自分がのびのびやることが優先で、他人が嫌がることをするっていう発想をしないんだ」

「ウラをかいたり相手の苦手なところを攻めたりってのは勝負の常道だろ。それができない上に詰めも甘い」

昔の選手は勝ちに飢えていたから、相手の嫌がることを率先してやっていた。

今の選手は自分が気持ちいいことしかやりたがらない。

このような話を聞いて、

「相手の嫌がることをするよりも、自分のやりたいことを思いっきりする方がいい」

「勝ち負けよりも、のびのびやってほしい」

そのように考える人もいるかもしれません。

僕が考えたことは、そんなことではありません。

「相手のことを考えられるか、考えようとしないか」ということです。

相手の嫌がることが見える

この監督のいう昔の選手は「相手の嫌がること」をやろうとする。

それは相手をよく観察して弱点を見抜かなければそのようなことはできません。

この「相手をよく観察すること」こそ、社会で生きて行くにはとても重要ではないかと思います。

相手の嫌がることが見えれば、同時に相手のやってほしいことも見えてきます。

勝負の世界では「嫌がることをする。やってほしいことはしない。」わけで、元監督がやろうとする野球です。

それは、野球以外でも生かすことは可能で日常生活では逆をすればいい。

つまり「嫌がることはしない。やってほしいことをする。」ことで、コミュニケーションは円滑になるはずです。

自分がのびのびやりたいことをやることばかり考えている人は、他者が都合のいいように動いてくれることを待っています。

でも、社会に出てそんなことがあるでしょうか?

そんな都合のいい社会を僕は知りません。

自分のことばかり考えてしまい、相手のことを考えられないためにコミュニケーションがうまくいかずに悩んでいる人を近年では多く見かけます。

自分のやりたいことをするためには、相手を納得させることも必要で、「どうすれば認めてくれるだろうか」と考えを巡らせることが大事になるのです。

結局のところ『素直ないい子』ってのは、自分の都合のいいことばかり考えていて、良くも悪くも子供っぽい。

子供であれば「かわいいね〜」となるのですが、子供だから許されるわけで成熟していく必要があるでしょう。

己を知り、相手を知れば、百戦危うからず

この言葉が象徴するように、自分と相手の関係性の中で最善手は何かということを考えることが勝負の世界でも日常生活でも大事な発想ではないかと思います。

(夫婦生活も同じです。)

僕は野球部の顧問をしているので、そういったことを部活を通じて生徒に伝えていけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あしたからも生徒のために汗をかきましょう!!

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