【受験生向け】体育教師によるメンタルトレーニング③一流と三流のちがい(集団編)

【受験生向け】メンタルトレーニング講座

こんにちは。ホケンタイイク246です。

体育教師が受験生にむけてメンタルトレーニング講座をする件についての第3弾です。

前回はじゃんけんを使って一流の心構えについて話をしました。

ここでは一流と三流のちがい(集団編)を書いていきたいとおもいます。

一流の集団と三流の集団。

違いはどこにあるのか。

その違いを見分けるために、今回は全員であることをやってもらいます。

一流の集団と三流の集団の見分け方

その集団が一流か三流であるかを見分けるためにやってもらうのは『拍手』です。

まず「みなさん。拍手で盛り上がりましょう!!」と声をかけます。

「ハイ!!拍手~~~~~!!!」

掛け声とともに全体に拍手を促します。

「何の脈絡もないのに拍手なんて、、、」

このように生徒は思うに違いません。

そんなことお構いなしに拍手を強要します。

ある程度拍手が続いたら、「ハイ、やめてください」と声をかけて終了です。

この拍手で何がわかるのでしょうか。これで一流と三流の違いなんてわかるのでしょうか。

はい。わかるんです。

では、説明します。

三流の拍手

拍手をしましょうと言われて、拍手をしない。またはやる気のない拍手をする。

このような生徒はノリが悪い。

目の前にある流れに乗っていかない。

キツイ猛特訓の最中、ダルそうにプレーする。

受験に一生懸命に頑張っている人がいるのに、乗っていけない。

それだけでなく、頑張っている人を茶化す。

こんな生徒は伸びないことはもちろん、全体に悪影響を与えます。

集団全体が伸びていかなくなるのです。

受験とは集団戦でもあります。その集団が盛り上がっていけるようにしていきたいものです。

二流の拍手

ノリが良くてとにかく盛り上がるのですが、止まれと言っても止まれない。

そんな人が二流です。

クラブや文化祭などでも自分のノリとテンションと思い込みだけで突っ走る人がいなかったでしょうか。

勢いはいいのですが、修正が利かず周囲の人間がフォローしなければ成立しないのが特徴です。

例えばパンサーという芸人がいます。

パンサー プロフィール|吉本興業株式会社

尾形が体を張って突っ走り、菅は独自の世界観で好き勝手喋り、それを向井が視聴者に理解できるように修正したり解説することで一つの形になっています。

相互で補い合うことで成立させているわけですね。

いいパートナーや相方に恵まれれば、成功する可能性があるので2流とも言えます。

二流の人は相方を探してコントロールしてもらうことも大事ですが、少しでも一流に近づいていってほしいと思います。

多くの高校生の場合、パンサー向井の役割を保護者が担っているのも事実で、「親離れ」という視点からしても内面的な成長が求められます。

一流の拍手

一流は盛り上がるときに盛り上がれるし、やめるときにパっとやめることができる。

この切り替えの良さはメリハリの良さです。

授業で集中し、休み時間にリラックスできる。

また、盛り上がりつつもどこか冷静さももっているのです。

以前、初回に大量得点をして「全国に行けるかもしれない」と舞い上がってしまい、

あらぬミスを連発し最終的に逆転され負けたことがあります。

力があっても心のコントロールができなければ勝つことができないことを痛感しました。

ぬるいわけでなく、熱い闘志の中に冷静さが必要なのです。

盛り上がって拍手しつつ、どこか冷静な自分がいる。

それこそが一流なのです。

一流の練習と三流の練習の違い

このような集団のノリやテンションの違いは、授業内容や試験結果に大きな影響を与えます。

授業あるある

まず、ノリが悪くて斜に構えた集団は「自分の気が向いたことを気が向いたときに取り組む」という傾向があります。

体育の授業をしていても、

スッと並べない、

サッと準備ができない、

グッと集中して話を聞けない

いろんなところでタイムロスが起こり、結果的にプレーする時間が少なくなります。

自分たちがそれで損していることに気づいてほしいけれどもなかなか難しいのが現状です。

逆に、スッと並んで、サッと準備して、グッと集中して話を聞ける集団は恐ろしく授業がスムーズでプレーする時間が格段に多い。

この集団の雰囲気は結果的に大きな差となって現れるでしょう。

状況を考えて練習しよう

とにかく全力でプレーする

とにかく何周も単語帳を繰り返す

このようにゴリゴリやることで満足する人がいます。

全力でやっているのである一定の効果はあるでしょうが、一流にはなれません。

一流は筋肉を動かして満足するのではなく、

問題となる状況を想定して、解決するために取り組みます。

どんな練習、勉強であっても「何につながっているのか」「何を解決してくれるのか」を意識して行いましょう。

須藤元気さんは「練習とは試合中のifを消すために行う。それによって不安がなくなっていく」という話をしています。

限られた時間の中で結果を出したいのであれば(趣味ではない勉強をするのであれば)、この感覚をもっておいた方がいいでしょう。

高校野球のインタビューを聞いていても、受け答えの素晴らしさはもちろん、「あの状況は〇〇だったので、◇◇を意識して投げました」というような状況判断した上でプレーしていることが伺えます。

受験勉強も一緒で、受かる生徒は入試情報をよく知っています。スケジュールや試験時間、時間割、注意事項などが頭に入っています。

ぜひ、普段の生活から本番を想定して取り組むこと、よく理解することを意識してみて欲しいと思います。

そう考えると、進学校で生活している生徒は先輩からの情報や経験豊富な先生からいろんな情報が得られるわけですから学力以外の面でもアドバンテージがあるわけです。

さいごに

一流と三流の見分け方として『拍手』をしてもらい、そこから集団としてどうあるべきかを話しました。

盛り上がるなかに冷静な自分を持つこと。

それは、普段から本番さながらの集中力で生活を過ごす積み重ねでしかないと思います。

それはアスリートも受験生も同じです。

逃げずにがんばってほしいと思います。

次回は「心をコントロールする技術」として具体的なテクニックについて解説したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日からも生徒のために汗をかきましょう!!

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