こんにちは。ホケンタイイク246です。
バドミントンの授業を観察する日々が続いています。
プレーをひたすら見続けて、メモをする。
グループ化してみたり、一人をひたすら見てみたり、見たものをとにかくメモしていきます。
バドミントンの要素は大きく3つあって
- 肩甲骨が使える(外旋内旋・回内外)
- ステップワークがよい(伸張反射が使える)
- 相手を見てプレーできる
授業レベルでいえば、この3つの要素をもっていればレベルの高いゲームができます。
今回、授業をみていて考えたのは「②ステップワークが良い」生徒の共通点についてです。
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クラブ生と言ってもで動けない生徒はいます。動ける生徒と動けない生徒の違いは補強運動にありました。
普段、補強運動で馬飛びをしているのですが『踵をつかずにジャンプできる』生徒は左右の動きをしても、前後に動いてもブレないし遅れない。
逆に踵をべたッとつけてしまう生徒は筋力があってもワンテンポ遅れてしまうし、筋力がなければうまく移動できずに届かないということがわかりました。
馬とびや反復横跳びは腹筋を中心に体を固めたうえで主に脹脛やハムストリングの伸張反射を使って瞬発的に動きます。スーパーボールがよく弾む原理と同じです。リラックスして筋肉が弛緩しているとうまく反射を使えません。空気の抜けたボールが跳ねないのと同じです。馬とびでも、縄跳びでも、その場ジャンプでもなんでもいいので、補強運動などで継続的に伸張反射の訓練を積むことが生徒の動きを機敏にしてくれるわけです。
この伸張反射。大きなパワーが生まれる一方で体への負担が大きいのも事実。おじさんが運動会でハムストリングスを肉離れするのは負荷に耐えられないからにほかなりません。だからこそ、中高生のうちにある程度鍛えておくことと、知識の理解を深める指導をしておくことが大事になってきます。
補強運動といえば腕立て・腹筋・背筋・ペアストレッチというのが定番かもしれません。しかし、生徒が機敏に動くためには伸張反射を使うメニューも入れるべきと考えて、何年か前から腹筋と背筋を削り、ペアストレッチを個人の開脚ストレッチに変え、ペアで馬とびをするようにしました。でもコロナ禍ということで馬とびを中断していたのですが「マサイ族のジャンプ」というネーミングで体を一直線にしてビョンビョン飛ばせようか考え中です。
「昔から体育はこういうもの」という発想にとらわれず、短時間で効果的な取り組みを模索していきたいと思います。(土の上で腹筋・背筋。ホンマにいる?ただの嫌がらせじゃない?とか。)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日からも生徒のために汗をかきましょう!!
