IQ(知能指数)で勝負は決まらない

こんにちは。ホケンタイイク246です。
きょうも『心理学用語大全』から心理学のことを考えていきたいと思います。


IQ(知能指数)という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

生まれは1900年初頭のフランス。

「特別な支援が必要な子どもを客観的に見分けるテストを作りたい」とフランス政府は考えました。

そこで、ビネーという学者に依頼して作られたものが「知能検査」で、検査結果を数値化したものを「IQ(知能指数)」と呼びます。(検査結果を数値化し、年齢ごとの平均値と比較して高いか低いかを測定する。)


このIQが高ければ高いほど良いと一般的に考えられています。

「この子はIQが高い天才だ。将来大物になるに違いない」

「この子はIQが普通だから難関大学はムリだ」

そんなイメージを持っているかもしれません。

しかし、学業成績が高くなるかどうか、社会で成功するかどうかはIQだけではわからないと言われています。

それはなぜなのか?

きょうは「IQ(知能指数)で勝負は決まらない」ということについて解説していきたいと思います。

目次

①IQはポテンシャルを数値化したもの。50m走のタイムと同じ
②50m走のタイムが速いことを生かすには戦略がいる
③小学校の時は凄かったのに、年を重ねるごとに目立たなくなる人
まとめ IQが高いことよりも自分の生きる道を見つけろ

①IQはポテンシャルを数値化したもの。50m走のタイムと同じ

IQはさまざまなテストの検査結果です。
そこでわかるのは、その人の潜在能力でありポテンシャル。
それが即、その人の将来を決定づけるわけではありません。

それは体力測定でおこなう50m走のタイムと同じです。
周囲と比べて50mが速かったところで、リレーのアンカーになれる程度で多少モテるかもしれませんが大学生になってしまえば「足が速いメリット」というのはほとんどないことは運動会がない世界に生きる人であればみんな知っています。


IQが高い、足が速いということはその人の長所であるかもしれませんが、それを生かす努力をするかどうかが大事なのです。

②50m走のタイムが速いことを生かすには戦略がいる

IQが高くても、全く勉強しなければ学業成績は良くはなりません。
そりゃIQの高い人であれば普通の人に比べて少ない時間で覚えることが可能かもしれません。

でも、そのような天才はごく一握りで一定数の勉強量がなければハイレベルな問題は解けるようになりません。
それに大学受験においても5教科7科目のすべてが得意という人も滅多にいません。得意不得意があるのが普通です。
IQが高ければ即難関大学に行けるわけではないのです。

つまり潜在能力、ポテンシャルを知った上で「どう生きるか」を戦略をもって行動することが必要になります。

50mが速い。このポテンシャルを生かすにはどうすればいいでしょうか。


陸上部で短距離の世界に飛び込めば「上には上がいる」という現実を目の当たりにするでしょう。学校で一番でも日本で一番、世界で一番には努力なしに実現できません。

サッカー・バスケ・野球といった球技をする場合でも同じです。他の人よりも走るスピードがあっても周囲の人間と動きを合わせたり、状況判断したり、ボールを扱う技術がなければゲームでスピードが生きることはないでしょう。

足が速いという武器を使うのであれば、「どの場所で、どのように使うのか」を考え、技術を身につけなければ潜在能力、ポテンシャルは活かされることはないでしょう。

③小学校の時は凄かったのに、年を重ねるごとに目立たなくなる人

受験においても、ビジネスにおいても現代において潜在能力だけで勝てる競争はありません。
みんな努力するからです。

小学校の徒競走であれば生まれながら足が速い子が勝てるでしょう。しかし、高校生になるころには陸上部や野球部、サッカー部など鍛錬を積んだ人が勝つようになります。

これは潜在能力が普通でも努力すれば実力を伸ばすことが可能だからです。今では科学的なアプローチが確立されているのとインターネットによって情報が民主化されているため、その気になれば1人でもお金がなくても実力を伸ばすことが可能なのです。

小学校の時はIQが高い、基礎体力が高いことがそのまま良い結果につながるかもしれません。

しかし、中学高校大学と進むごとに逆転現象が起きて目立たなくなっていくことがしばしば起きるのは周囲が努力した結果であり、能力だけでは太刀打ちできなくなるからです。

まとめ IQが高いことよりも自分の生きる道を見つけろ

自分は野球をやってきましたが、レギュラーは身体能力が高い選手だけではありません。

足が速くなければ打撃や守備を磨いたり、打球予測する力をつけて他人よりも早くスタートを切ることができるようにすれば活躍することができます。


足が速くても打てない、ボールが捕れない、投げられない、スタートが遅いでは試合には出られないだろう。
IQというのは脳の体力測定ぐらいに考えておけばいいでしょう。

あくまで特別な支援を必要とする子どもを認定するためのテストの数値に過ぎないのです。本当の潜在能力やポテンシャルが計測できているかもわからないのです。(学校の試験においても同様です)


それよりも「自分のポテンシャルを最大限発揮するにはどうすればいいか」「失敗しても粘り強く努力を続ける」「周囲といい人間関係を築く」ということが成果を出すには大事です。


逆ギレしたり、落ち込んだり、すぐに諦めてしまえば成果は出ません。


後天的に身につけたものであっても社会で十分やっていける。


プロ野球選手を諦め、甲子園には届かず、浪人して大学に入り、20代の間は非常勤でしか働けませんでしたが、その間に山ほど本を読んで、映画を見まくって、ジムでトレーニングを続けたことで今の自分があると言い切れます。

すぐに成果が出なくても、自分なりに試行錯誤して頑張ってみてください。

きっと楽しむ方法が見えてくるし、そのあとに結果もついてくるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、さようなら。

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